クリスマスはいかがでしたか?

 今日は12月30日、今日から1月4日まで、ペペタスギター教室はお休みです。
 クリスマス、この未曽有の不景気(というか、何と言うか?)のなかでも、多くの人はクリスマスというイベント(我が国の場合、ほとんどの人にとって宗教行事ではありませんね)に、心奪われたことでしょう。
 やや皮肉かもしれませんね、この物言いは。・・・。
 「そんなものは関係ないよ、私には」というのも「翻弄されている」状態ですからね。ましてや、多くの経済活動が、このイベントによってもたらされているのは厳然たる事実ですな。それが、本質的に洗練されているかどうかは別にして。
 25日の晩、我が家でもクリスマスケーキを堪能しました。
 クラシックでオーソドックスな設え、味で、楽しませていただきました。
 私は酒飲みですが、ケーキも食べられるので、ケーキはご相伴にあずかります。私の大好きな紅茶、アールグレー・グランドクラシック(アールグレー伯爵が愛飲していた乾燥ライチと、薫製した茶葉が素晴らしい香りをもたらします)と共に楽しみました。

 クリスマスプレゼント。選択が難しいですね。
 私は、この猫デザインの切子風グラスを、家内からプレゼントしてもらいました。
 早速、黒ビールとハーフ&ハーフで使ってみました。実に結構でした。スコッチもバーボンも、焼酎も、楽しみです。

 皆さんは如何でしたか?何にせよ、ヴィヴィットな想い出にあふれるものですね。
 私にとってクリスマスは、幼少の頃、家族に、そして特に祖母に、慈愛に満ちた心を頂いていた、素晴らしい想い出が根底にあって、常に心嬉しいものであるようです。
 今年も、幸運なことに、具体的にハッピーな日になりましたが、もしもそうでなかったとしても、自分が心から愛してもらった経験に、身も心も委ねられるような、そんな甘えが許されるような気がする、「愛してもらった、記憶の日」なのだと思います。
 キリストさん、誕生日おめでとう。

12月色々~1

 今日は12月29日で、ペペタスギター教室は明日から1月4日(日)まで、お休みです。
 私ペぺ田代は、今日は、高田馬場教室のレッスン担当で、今年のレッスン終わりです。 
 12月は色々あって、物凄い忙しさで、ブログもほとんど更新できませんでした。毎晩、遅くまでやることがあって、疲労困憊。
 まずは引っ越し。流石に引っ越しは大変で、ギター弾くどころじゃなくなってしまいました。
 ご案内の通り、お馴染みいただいた戸田公園教室は12月末をもって閉鎖となり、1月からは場所も新たに再スタートになります。詳しくはお問い合わせください。
 私自身も、良い想い出が沢山あり、また素晴らしい出会いにも恵まれ、離れるとなると寂しい想い出一杯です。
 感謝の想いで、この部屋のために演奏しました。ここで受け取ったギター(ペぺロメロJr作No.116)で。アランフェスを弾いていたら感極まった。
 でも、別れに際しては、常に良い想い出と感謝しかないものですね。

 今月は寒暖の差が激しいですね。でも、寒風吹くここ数日は震えるほどの寒さになりました。
 冬晴れの青空は、抜けるような青さで、美しい背景になります。「すすき」をアップで撮ってみました。

 昨日は日中、良い天気で日差しが暖かかったので、近所の公園で、ゆっくり葉巻を楽しみました。
 久しぶりのリラックスタイム。持って行ったのはハバナのモンテクリスト4番。今年の7月に値上がりしたんですな。
 家内と色々話しつつ、あっという間の45分。暖かかったので、もう少し喫煙時間の長い「3番」でも良かったな。
 家では葉巻吸わないので、冬はなかなか難しいです。ポッカポカの日に恵まれないと。昨日はよかったな。

 年が明けても、仕事以外の雑事が山積みで、ややウンザリしてますが、健康に今まで以上に気を付けて頑張ります。
 ではまた、明日も更新するから、見に来ててくださいな。

JUGEMテーマ:日記・一般

ギターへの思いは時を越えて~渡辺さんご紹介

 ペペタスギター教室埼玉・行田校の生徒さん、渡辺さんのご紹介です。
 渡辺さんのことは、以前ご紹介してますが、「11月に箱根で仲間との集まりがあり、そこで”アルハンブラの想い出”などを演奏しました」とのレポートをお預かりいたしまして、素晴らしい内容なので、是非とも皆様にご紹介したく、ここにアップします。
 私の引っ越しバタバタ、HPサーバー関連のトラブル、などなど、あまりの忙しさになかなか、HPやブログ更新の作業ができなかったので、お預かりしてから今日まで、大分時間が経ってしまいました。お詫び申し上げます。
 では、渡辺さんの「素晴らしいギター愛」、お楽しみください。
「ギターへの思いは時を越えて」~渡辺さん演奏記
写真 1 学生時代(昭和43年頃)
 毎年恒例なった学生時代の先輩、後輩、そして仲間との懇親会が11月22日~23日に箱根の保養所にて開催されました。。

 開催日の数週間前から持病のリューマチによる手、膝関節の痛みがひどく、体調不良にで参加できるかどう不安でしたが、不思議と数日前から、痛みも和らぎ懇親会に参加することができました。
 ギター界佳人の思い、永遠に受け継がれる「如何に音楽とギターを愛するか」が背中を押してくれたのだと思います。

写真 2 駐車場から保養所へ続く坂道
 箱根の保養所に午後4時頃到着、駐車場から保養所へ続く坂道には落ち葉の絨毯が敷き詰められていました。
「サク、サク」と落ち葉を踏みしめながら坂道を登って行きました。まるで映画スターみたいに赤い絨毯の上をわくわくしながら歩いて行く様な気分になりました。
                  
写真 3 保養所玄関前
 程なく保養所の玄関の前に着き、玄関の中に入ると多くの懐かしい顔、長い間、会社の為、家族の為に戦い続けた企業戦士が定年を迎え第一線を退いた穏やかな笑顔が出迎えてくれ、お互いに元気で再会出来たことを喜びあいました。

 夜6時から夕食、懇親会が始まりました。今回の参加者は21名といつもより少なめでしたが大いに盛り上がりました。
 蝶の収集に打ち込んでる仲間、サンデー毎日ゴルフ三昧の仲間、日本の百名山を完登、その写真展を開催し多くの来場者があったこと、今後は海外の旅を計画している先輩、そして、話が盛り上がり疲れない歩き方の講習会まで飛び出しました。畑を耕し野菜作りをしている先輩、来年定年を迎えこれからの人生設計を語る後輩など色々と各自の近況についての報告があました。
 そして、参加者に配布された同窓会名簿には、緒事情により参加できないメンバーの近況状況がたくさん綴られていました。ある日本の大臣が大臣を退く時、サッカーの競技時間に例え「これからが私の人生のロスタイム」と言ったことを思いだします。それぞれ思い思いに人生のロスタイムを楽しんでいるように思いました。
 音楽に興味を持ち、楽器に打ち込んでいる先輩の報告も多くあり、恒例の演奏会が始まりました。「君が代」、チャクフスキー作曲の題名は忘れましたがフルート演奏あり、たくさんの拍手が送られていました。
写真 4 ギター演奏風景
 いよいよ私の出番です。学生時代に取り組んだギターを定年後再開し、今年、池袋の明日館にて若い人に交じりギター発表会に参加し、団塊の世代の意気込みを伝えることができたことを報告しました。

そして、「アラビヤ風奇想曲」「禁じられた遊び」「アルハンブラの思い出」を演奏しました。 体調不良等もあり思う様に演奏できませんでしたが、たくさんの拍手をいただきました。
 来年の明日館での発表会を見たいので詳細を教えてほしい(下記参照)という声、昔、楽器をやっていたので、また始めてみようかなという声もあり、この場で色々な楽器演奏が行わればより楽しくなると思いました。
 懇親会も終了し、長い旅の疲れか眠りに就く人、久々の仲間による囲碁を楽しむ人、場所を変え2次会にて人生のロスタイムを楽しむ笑顔が夜遅くまで続いていました。
写真 5 駐車場の車 
 翌朝、玄関近くのロビーでは昨夜の懇親会での話がなごりおしそうにまだまだ続いていましたが、私は皆さんに再会を誓い帰路につきました。
 駐車場の車上には落ち葉が乗っていました。落ち葉を掃いながら、ギター界佳人の思い、永遠に受け継がれる「如何に音楽とギターを愛するか」を私なりに受け止め、その思いを来年もっと伝えることを誓い、紅葉に染まる箱根の山を後にしました。
 
参照)2009年ペペタスギター教室発表会は、5月3日(日・憲法記念日)の午後、池袋~自由学園講堂にて開催いたします。ぜひともご来場のうえ、渡辺さんにご声援をお願いいたします。(ペぺ田代)

JUGEMテーマ:クラシックギター

車の紹介と腰痛

 今日は火曜日。私ペぺ田代はペペタスギター教室・埼玉・行田教室にてレッスン担当日。先週、ブログでお話しした通り、車を購入しまして、早速活躍してます。
 熊谷の自動車屋さん、フクシマモータースから購入しました。社長の福島さんとは、ギター関連の友人同士で、知り合ってから、もうかれこれ15年くらいかな?もっとか?
 親しくしていただいています。今年は、1月に一杯やったきり、ご無沙汰だったのですが、今回私は、中古車の購入を考えていたので、車選びから導入まで、何から何まですっかりお世話になりました。感謝。
 トヨタのファンカーゴ、平成12年。もう、61000キロ乗ってました。でも、トッテンも調子いいです。ワイパーのゴムからバッテリーから、福島さんが全部、新品に交換してくれて、整備も万全。
 また、カーナビもETCも取り付け作業をお願いしました。

 荷物を積んで移動できますから、早速活躍してます。また、燃料ですが、皆にハイオクを勧められたので、入れました。走り出した瞬間に「軽い」のが分かります。
 私は、車のことは無知(ホントに全く分からない)なので、にナさんが親切に教えてくれるのに、素直に従うのです。これが、うまく行く秘訣。ギターを習うのも同じですな。
 で、最近、荷物を詰めたり持ち上げたり、なおかつ、過労状態が続き、全く休んでいないのとが合わさって、今日、行田教室に到着し、荷物を降ろした瞬間に、「腰にきました」。腰痛で、非常に痛いです。動くのがつらい。困ったな~。
 最近のカーナビは(HDDタイプだよ)、CDかけてると勝手にHDDに記録されて行って、CD持ち込まなくていいんだ。便利。すでに10枚くらい、記録されました。ジャズばっかりだ、なぜか。なんでだろう?運転時には、気楽だからかな?
 先週から録画していた「ペぺ田代演奏クリップ集」、撮影は終了して、あとは編集です。へヴィーメタル弾いているクリップ、感動します。凄いです、我ながら。あと。チャーリーパーカーの曲も素晴らしい。ジャンゴも。もちろん、クラシック。ブルーグラス、ラグタイム、スライド、タッピングなど、やりました。近日公開します。お楽しみに。
 また、HPが全面的に新しくなります。サーバー会社のトラブルで、公開が遅れています。明日には出るかな?あまりに遅いと、怒るぞ!

冬空に銀杏の葉

 今日は水曜日。私ペぺ田代は、ペペタスギター教室・埼玉・行田校にてレッスン担当日。今日は午前中、散歩に出る時間がありました。
 今日は寒気が入り。晴れ渡った冬の空。
 その真っ青な冬空に、黄色い銀杏の葉は、目に眩しく、美しいです。思わず感嘆の声を上げてしまいました。
 何にでも、「最も美しい時期」がありますが、これはその一つですね。

 やや角度を変えて、もう一枚。見上げると、風に揺れる葉音に小鳥の歌が聞こえます。
 その一瞬を感じることで、脳内温度が下がる感じがします。アルファ波が出るのだろうか?
 音楽にしろ、景色にしろ、何にしろ、「ある一瞬、美に気づき感動し始める瞬間」、素晴らしいですね。一種の小恍惚なのでしょう。
 忙殺されて、その機会さえ、失いがちな日常に、心も棘だらけになっているのでしょう。

 違う樹の、また違ったアングルで。
 銀杏の黄色い葉が、青空に美しいのが「最も美しい時期」なのは間違いないけど、その葉が散って、絨毯になったのも、また「最も美しい時期」に違いない。
 この裏手に神社があって、その御神木の周りが、その絨毯になるんです。私の大好きな景色。あと数週間で見られますな。楽しみだ。
 だけど、シャッターチャンスに恵まれるかな?乞うご期待だね。

JUGEMテーマ:散歩

ギター弦はサバレス

 3連休はいかがでしたか?私ペぺ田代は、風邪でダウンしてしまいました。撮影の仕事が詰まっていたのですが、ひどいガラガラ声で、撮影不能となり、思い切って完全休養にしました。もちろんデスクワークや練習はしてるけど。
 さて、10月31日の金曜日、北の丸公園の科学技術館で、毎年恒例の弦楽器フェアがあり、私は毎年、出展するサバレス社から、弦をまとめて購入するために出かけます。
 この日、天気は、生憎曇り。今年は東西線九段下駅から、北の丸公園内をのんびり散歩しつつ、行きました。
 ここはいつ来ても、美しいです。お土産をリュックに持っているので、重いのですが、のんびりと景色を(季節を)楽しみながら、歩きました。曇り空でも、堀に映る光がきれいですね。

 すっかり落ち葉なのですが、綺麗な紅色の葉が目に入りました。
 美しいですね。背景の右上部にも、ぼかした状態で紅が何点か入って、写真的にもうまくゆきましたね。
 光が足りなかったし、風も吹いて葉が揺れるので、遅いシャッタースピードで、無理かな?とも思いいましたが、御覧の通り。なんとかなりました。撮影結果がすぐさま確認できるデジカメって、ホントに便利ですね。

 サバレス社の社長、ベルナールさんです。ハンサムですな。
 毎年あってるうちに、すっかり仲良しになりました。今年も、日本酒をプレゼントしました。すごく良い方で、尚且つ、仕事熱心。素晴らしいです。
 毎年、私用に、沢山の弦を、持って来てくれます。注文した分と、あと、サンプルなどをいただきます。
 今年はバルク弦(商品用にパッケージしてない、剥き出し、そのままの弦)状態で、大量に自分用の弦を購入したのと、ジャズギター用の弦をまとめ買い。
 あとは、サンプルでエレキ用とアコギ用ブロンズ弦をもらいました。後日詳しく紹介します。

 毎年、土産をもらうのですが、今年はこのコーヒーカップとソーサーのセット。
 流石フランスですね。ソーサーが、きちんと、カップとチョコを置く場所が作ってあります。
 フランスは、チョコをなめながらエスプレッソのストレートを飲んだりするから、それに便利に作ってあるので。
 私も早速やってみました。結構でした。ありがとう。色合いも美しいです。成熟した大人の男が日用するのにピッタリだね!

JUGEMテーマ:東京散歩

 今日は水曜日。私ペぺ田代は、ペペタスギター教室・埼玉・行田教室にてレッスン担当日。昨日の火曜も行田でした。
 昨日、行田教室の生徒さん、久美ちゃんに、柿をもらいました。
 おばあさまのお宅になったのだそうで、おすそ分け。嬉しいです。
 私は、以前、ギター日記にも書きましたが、中学の頃、通学路に柿の木があって、よくもぎって丸かじりしました。その頃から、サクサクした柿が大好き。甘くて柔らかい、売ってるような柿は、あまり好きじゃない。
 早速、いただきました。いや~、結構でした。ごちそうさま。

 柿は、肝臓に良いのですってね。酒飲みは、柿食べるといいよ、とよく言われました。季節の物、そして地の物。これが最高です。
 私は、行田の生まれ育ちだから、水も作物も、行田産がしっくりと、口にも体にも合います。

JUGEMテーマ:深まる秋

午後の散歩

 前回のブログから、もう1週間。ホントに早いですな。私ペぺ田代は、今日火曜日、ペペタスギター教室・埼玉・行田校担当日。
 先週と同じく、散歩ネタです。
 今回も、またまた同じく「逆光」です。
 池の水面に、風紋が美しいです。うららかな午後ばかりか、季節も分かるような雰囲気の写真になりました。
 カモの作る水紋も美しかったな。逆光にキラキラ光って。角度によって見え方がすっかり変ってしまうから、歩いていても楽しいですね。

 以前、このブログで紹介したブドウが、こんな風になりました。
 やはり、画面の一角に、直接光があたり、コントラストとなって、美しいですね。
 しかし、青い時のほうが、外国っぽかったですね。見比べてみてください。

 最近、車の購入を考えています。それを話すと、皆さん決まって「ギター何本乗せるのですか?」と聞きます。
 お願いした、友人の自動車屋さんも「あの車種は、ギターが乗せやすいと思いますよ」なんて、ご教授いただきます。
 また、他の方には「あの車種は、ギターがケースごと立って乗りますけど、ペぺさん、ギター立てて載せないでしょ?」と。「だから、あれよりもこっちのほうが、ギターに良いですよ」とか。
 皆さんに気遣っていただき、恐縮です。ギターは、多い時には3本、及びタキシード一式と、椅子、アンプ。これが最近のフル装備かな。
 バンドマン時代に比べりゃ、半分以下だ。楽なもんです。
 でも、普段の移動で、大抵はギター1本とノートパソコン、が標準装備かな?

JUGEMテーマ:散歩

秋になった

 9月28日、アメリカに出かけるまでは、まだまだ夏の面影があったけど、10月7日、帰ってきたらすっかり、何から何まで秋。
 昨日の水曜日、私ペぺ田代は3週間ぶりのペペタスギター教室・埼玉・行田校にてレッスン担当で、久しぶりに近所の散歩が楽しめました。
 散歩に出たのが3時45分。やや西陽です。日が短くなったですな。
 その「軽い西陽」に「秋桜(コスモス)」が、美しく風に揺れてました。写真だと、どその色合いが上手く出せませんでしたが、やや、雰囲気は伝わるかな?
 空気も乾燥して、空気感も美しい。こういう時間の散歩は、ハッピーですなぁ。気分が良い。

 紅葉も本格的に始まっていて、風に枯葉がハラハラと散ります。秋の空に、色とりどりの葉が美しいです。
 高野山を訪れた時、「仏は森羅万象のものに、姿を変え、それを見せることで真理を教える」という言葉が心に残りました。
 最近、大いに啓蒙を受けている本「神との対話」でも、「神は全てを体現し~」ということで、同じことを言っている。
 したがって、どんなことでも、それを受けた時、受ける側の感性に尽きますね。

 行田・水城公園の池に「ホテイアオイ」が入りました。逆光に映えるアングルで撮ってみましたが、花、葉にキラキラ感がなく、あまり良い写真じゃないですね。
 しかし、実際に見た時は美しかった。人の暮らしって、美しいものに囲まれているのですね。
 いつもと違う時間帯に、散歩に出たことで、随分と違った美しさを堪能できました。

 ここ数カ月、物凄い勢いで、私の精神に大きな変化が起きています。そして、ペぺロメロさん宅に滞在したことが、それらをまとめる役割になりました。
 以前から、頭では知っていたこと、が、心の底から理解できてきている、という状況。そしてそれは、もちろん演奏にも現れるべきことで、11月16日、池袋自由学園でのペぺ田代ギターコンサートで、大いに成果が発揮されるよう、取り組んでいます。

JUGEMテーマ:散歩

早起き

 カリフォルニアから帰って、早5日。私ペぺ田代は、ペペタス・ギター教室にて、通常通りのレッスン日程をこなしています。
 この写真は、ロサンゼルスの朝、空港へ向かう車から写したものです。
 やはり、排気ガスで空気の悪いロスでも、朝のうちは、まだまだ良いほうですね。
 現在、カリフォルニアは「夏時間」中なので、日本との時差は16時間。こっちが夜7時なら、明け方の3時。
 こうなると、時差ボケもきついですな。

 で、私も時差ボケに見舞われているわけですが、それを逆手にとって、生活パターンをガラッと変えてしまおうと取り組んでおります。
 まあ、レッスンを終え、自宅に戻るのが11時頃になってしまうことも多いのですが、ともかく、朝6時30分~7時には起きよう、と。
 で、実際にやってみますと、やはり皆さんがおっしゃる通り、仕事がはかどりますね。このまま、それが定着するように頑張ります。
 朝、コーヒーも飲むようになりました。朝食も採るし。ただ、夕食は随分と軽くなりました。
 大いに、色々と変えております。今後の人生、健康管理から言っても望ましいのは間違いないですな。

とりあえず無事帰りました

 私ペぺ田代は、9月末から昨日まで、アメリカ~カリフォルニアの、パパ、ペぺロメロさん宅にお邪魔する旅行から、とりあえず無事に帰りました。
 皆さんにご紹介しなければならないことが沢山、沢山あり過ぎて、困ってしまうのですが、まずは帰国のご報告を。
 ともかく、有意義で素晴らしい日々となりました。
・皆さんとの再会は勿論
・ロス・ロメロスのコンサート
・膨大なギターコレクションを拝見
・ギター製作家ペぺ・ロメロ・Jr氏との親交
・セリン・ロメロさんとのインタビュー
・パパのファミリーの皆さんとの親交
・LAで彼等の歴史を垣間見たり
・アンヘル・ロメロさん宅訪問
・グランドキャニオン観光
などなど、充実した、素晴らしい日々でした。これはら、少しずつ、適切な形でご紹介してゆきますので、お楽しみに。
 で、まずはアメリカの代表的な光景とでも言える写真をご紹介します。
 「カリフォルニアの青い海と抜けるような空」は、正に美しく健康的なカリフォルニアのイメージそのものですね。
 時間は朝8時半ころ。製作家のリトルペぺが、サーフィンに行くので、一緒にビーチへ行って、私は裸足で砂浜を散歩しました。その折の写真です。
 差し込む光が美しいですね!

 帰国前日は、ロサンゼルス宿泊。で、朝早くからグランドキャニオンへ日帰り観光ツアー。
 LAからグランドキャニオンは、東京~青森位の距離関係で、「日帰りツアー」なんてやるのは日本人くらいなものなんだそうです。私は一泊したかったのですが。
 いや~、しかし「大きい」です。「雄大」。月並みですが、言葉にすると。また、写真やビデオにしても、そうなってしまいますね。
 実物を体感しないと、なんとも。ただ、あまりに大きすぎて、実感が湧きづらかったりもします。
 ただ、流石に「パワー」が凄いです。足もとから、体中に、びんびん「気」が来まして、素晴らしい「気持ち、心持」になりました。

 といったところで、まずは第一弾のご報告。仕事が大量にたまっているので、詳細な更新は厳しいですが、お楽しみに。また、ペペタスホームページの全面的な刷新が近日ありまして、そちらのHP内にてご案内する要素も多分にあるので、こっちのブログは主に観光ネタかな?ともかく、ご期待下さい。

JUGEMテーマ:アメリカ

フラメンコ写真の続き

 今日は土曜日。私ペぺ田代は、ペペタスギター教室高田馬場校にてレッスン担当でした。
 今日のお題は、前回の「フラメンコ写真」の続きです。
 まずは、前回の種明かしから。前回の写真2点は、この写真との関連です。こう、続けてみると、より一層ドラマ性が明確に認識できますね!。
 踊り始める前の静寂に、目を閉じ椅子に座るのは、グラナダの「タチアナ」です。もう10年も前の写真です。
 彼女の母親は「マルキージャ」。サパテアード(足技)がトレードマークの名バイオーラ。
 で、また、彼女(マルキージャ)の結婚当時は、ヒターノ(ジプシー)がリッチなスペイン人男性(実業家)と結婚することは珍しかったらしく、その点でも話題になったそうです。
 タチアナも、母親譲りのサパテアードで、人気がありました。

 こちらは、上の写真よりも更に2~3年前です。私は、写真を始めたばかりの頃で、うまく撮れませんでしたが、衣裳の模様が流れていたりして、なかなか臨場感がありますね。
 私が写真を始めてみようと思ったのは、たびたび訪れたスペインを、撮り残したかったからでした。だから、沢山撮りました。今に観ても、ひとカットそれぞれ、その時のことを思い出します。
 写真て、そういう点で、味がありますよね。

 さてさて、我がパパ「ペぺ・ロメロさん」も、昨年~今年と来日がなく、私もしばらくお会いしていなかったので、ご自宅に遊びに行って、数日滞在し、ゆっくりご一緒することにしまして、明日から出かけます。
 したがって、教室もしばらくお休みになります。佐々木コースは通常営業しています。ブログもしばらくお休みです。
 帰りましたら、また、写真など、ご紹介したいと思っています。では、行ってきます。

JUGEMテーマ:スペイン

懐かしいスペインでの写真~2

 今日は日曜日でペペタスギター教室は全校、定休です。私ペぺ田代もレッスンはお休み。しかし、ウエブで新規に立ち上げる「オンライン・ストリーミング・レッスン」の準備のため、私はもう3週間休んでいません。ほとんど毎日、トータル12時間以上は働いている状態で、流石に、疲労困憊です。
 忙しすぎてブログのネタがありません。なので、困った時は、昔、スペインで撮りためた写真のご紹介。
 今日は「フラメンコ!」。あるダンサーの足元です。彼女はサラブレッドで、足技(サパテアード)を継承し、売り物にしてる、名バイオーラ(踊り子)です。グラナダが本拠。こう言えば通なフラメンコ愛好家は、ピンとくるでしょ?

 彼女が髪にさしていた花(カーネーション)が、激しい踊りで落ちました。
 踊り続ける「激動」のバイオーラと、ステージに落ちた「静寂」の花クラベリータ
 こんな絵にも「相反するファクターが背中合わせに対峙する」スペインらしさを感じます。
 上の写真から、流れで見ると、リリカルで、ドラマティックで、美しいですね!
 また、行きたいな!スペイン!しばらく行ってない!

 (注:「クラベリータ」とはスペイン語でカーネーションのこと。スペインの国花でもあります。女性の容姿を褒めるのにも、使います。私がネルハで常宿にしていたホテルに、大層な美人がいまして、私は彼女に毎日、”Hola,Claberita de Nerja”と挨拶してたよ)

JUGEMテーマ:スペイン

久しぶりに天ぷらを揚げる

 9月13日(土)私ペぺ田代は、ペペタスギター教室・東京・高田馬場校にてレッスン担当。
 この日は、訳あって早めに終了し帰宅しました。家内の誕生日なので、夕食は私が天ぷらを揚げることにしていたもので。
 天ぷらは、天ぷら職人だった、先日他界した叔父に、教え込んでもらいました。叔父の天ぷら店の厨房は、幼児の頃から馴染みの場所だったし、調理作業をよく見ていたし、食べていたし。
 大人になってからも、詳しく様々なことを教わりました。天ぷら鍋の前で、またカウンターで、料理しつつ、酌み交わしつつ。
 しかし、ここ7~8年くらい、私は天ぷらを揚げてなかった。
 なので、「ここはひとつ、真剣に天ぷらを揚げてやろう」と思い立った次第。

 この日の種は:
・赤イカ(紋甲に似てる)
・ホタテ
・海老
・キス
・海老とイカのかき揚げ
・アスパラ
・レンコン(厚切りが最高)
・シイタケ(肉厚に限る。軸もそれだけで揚げると美味い)
・ししとう(種は取る)
・ピーマン
 天ぷらは、鍋から上がった瞬間に箸を入れ、食べなければ魅力が半減。だから、揚げつつ、食べつつ、飲みつつで、忙しいことこの上ない。したがって、写真を撮ってる暇が、ありませんでした。
 なので、翌日用(家内の弁当と私の昼)に残した、冷めちゃった天ぷらの写真しか無いのです。ご容赦。
 で、大事なのは「油はごま油100%」。これが最重要で、叔父曰く「天ぷらは、油70、ネタ20、腕10」なんだそうで。
 たっぷり多めの油が理想ですが、一般家庭では、なかなかそうもゆきませんね。でも、少量ずつ揚げればいいので、500cc程度で済ませました。逆に考えると、家庭の火力でも、油の温度調節が機敏に反応して、逆に良し、かな。

 で、家内の弁当は「天丼」。ちなみに私の今日の昼食も天丼。
 さてさて、ではここで、「天つゆと丼つゆのレシピ」。結構、みんな知らないので、教えます。
 まず基本は「天つゆ」。材料は「だし汁3:醤油1:みりん1」。「3:1:1」の比率と憶えましょう。本来は「返し(みりんとしょうゆを合せ寝かしたもの)」と「出汁(だし)」を合わせるのですが、前日の夜に用意したので、「返し」を作る暇がない。

 こういう時は:
①みりんを火にかけ、フランべして「角をとる」
②フランべの火が納まったら、そこにしょうゆを加え、加熱
③しかし、沸騰したら、早めに火を止める~醤油に焦げた香りをつけない
④この「インスタント返し」を出汁と合わせ、ひと煮立ちさせる
⑤冷暗所で一日置く
これで、超本格的な「てんつゆ」完成。
あっ、注意です。「だし汁」は、きちんと鰹節でとるように。顆粒の「ほんだし」などを使用すると「塩分が強く含まれているので、3:1:1:のバランスは崩れます」。また、だしは濃い目にとると良いでしょう。
 で、天丼のたれ(丼つゆ)は:
①天つゆを鍋に入れ、砂糖を加える。甘くなるまで。
②それを弱火で、やや濃厚なとろみが出るまで、煮詰める(1時間くらいかな)
③絶対に強火で、焦げ味が付かないように。また、初めに砂糖を入れとかないと、とろみがつかないよ
 で、天丼は:
①ご飯に「ほんの少量」丼汁をかけ
②天ぷらを丼つゆに浸し
③ごはんに天ぷらを乗せて出来上がり
④丼つゆは濃厚なので、絶対にかけ過ぎないように
 ということで、久々の天ぷらを堪能しました。皆さんも、夫婦、カップル、それぞれの誕生日は外食ではなくて、家で手料理も楽しいよ。大体予算は、外食事の半分だね。材料高いから。あと、材料は方々で手配する必要があるから、計画が重要だ!
 ついでに天ぷらしたあとは、早めにファブリーズが必要だ!

JUGEMテーマ:グルメ

ポールサイモン~「ライブ・ライミン」レビュー No.2

 前回に続き、ペペタスギター教室発行、「昔のメルマガ、久しぶりに公開」の続き。
ポールサイモンのアルバム「ライブ・ライミン」のレビュー~曲目解説です。
曲目解説
 初めの3曲は、ポールひとりで弾き語り。弾き語りギターのお手本のようですね!
#1~僕とフリオと校庭で
 単純な3コードで、シンプルながら印象的なリフとメロディー。特に「ここからこんな風に展開するんだ!」と、見事な一ひねりが、まさしく天才的なメロディーライティングと感心します。マーティンD-35S(ジャケット写真のギター)の音も素晴らしい!歌詞は、当時モラルがまだ強く常識観念として根付いている社会から、新たな旅立ちをする少年の不安な気持ちを、正直に聴かせます。

“I’m on my way,I don’t know where I’m goin’,Good bye to Rosie the queen Corona,See me and Julio down by the schoolyard”
(僕は自分の道を行くんだ、どこへ行くかは分からないけど。だから、コロナの女王ロージーに、さようなら。また、会おうよね、僕とフリオと、校庭で)
#2~早く家に帰りたい
 S&G時代の大ヒット。ギターはヤマハのポール・サイモン・モデル(初代の)と思われます。コンサートツアーの旅が続き、早く家に帰りたいな、と歌います。
“All my words come back to me in shades of midiocrity”
(全ての言葉は自分に返ってくる。様々な明暗を残しながら)
#3~アメリカの歌
 最高の曲と思います。ベトナム戦争で混迷の時代を過ごし、自信を失くし、疲れ果ててしまったアメリカ。そんな社会を自分の人生と照らし合わせて、歌われる隠れた名曲。私の価値観、人生観はこの曲の歌詞がそのままに息づいています。決定的な影響を受けました。
 それにしても、ギターも上手い。この歌の伴奏として、全く、過不足無い。見事です。伴奏ってなんなのか、教えてくれます。
“I don’t know a soul who’s not been battered,I don’t have a friend who feel at ease, I don’t know a dream that’s not been shattered or driven to its knees, but I’m all right,for we’ve lived so well so long”
(打ちのめされたこと無い人なんて居ないし、僕の友人に心安らかな奴なんて居ない。くじけさせられ、挫折しない夢なんてない。だけど、僕は大丈夫。だって、こんなに長いことうまくやってきたんだもの)
“You can’t be forever blessed. Still tomorrow ‘s going to be another working day. And trying get some rest.
(人間、いつまでも恵まれているわけにはいかないんだ。相変わらずの明日はやってくるけど。だから、僕はちょっと休みたいんだ)
 ここからは南米民族音楽専門グループ「ウルバンバ」が参加。アルゼンチン国籍で、フランス在住の4人組。

#4~コンドルは飛んで行く
 S&G時代に大ヒットさせていますが、ここでの演奏は、ギターと民族楽器のみとなって、より、雰囲気の濃い、メランコリックな仕上がりとなっています。
#5~ダンカンの歌
この時代、ポールは混迷するアメリカを多く取り上げていますが、この曲も、そのモチーフを、よりパーソナルな形で書き上げた曲と思います。地味な曲ですが、この演奏は、内面に向かう強い高ぶりが感動的な音波となり、心を揺さぶります。
“My father was a fishman,mama was a fishman’s friend.and I was born in the boredom and the chouder”
(パパは漁師で、ママはその彼女だったんだ。で、退屈さと、チャウダー鍋から生まれたのが、僕だった)
“Holes in my confidence,holes in the knees of my jeans,I was left without a
penny in my pocket”
(僕の確信も、ジーンズの膝も穴だらけで、ポケットに1円も無い有様でした)
“Just later the very same night,she crept to my tent with the frashlight,and my long years of innocence ended. She took me to the wood,saying,”Here comes something and it feels so good!” And just like a dog I was befriended”
(この歌詞は「18歳未満お断り」な内容なので、ここでは書けません)
“I was playing my guitar,lying underneath the stars,just thanking the Load for my fingers”
(僕は星空の下に寝そべってギターを弾いていました。神様に感謝を捧げていたんです。僕に指を与えてくれたことを)
#6~ボクサー
 S&G時代の大ヒット。この曲も「ダンカン」同様、ニューヨークにたどり着いた孤独な青年が、猥雑と孤独に耐え、踏みとどまることを、ボクサーに喩え、讃えています。これの、ポール流の人生の応援歌ですね。演奏も、歌詞に呼応し、熱く盛り上がります。
ここからは、ゴスペルグループ「ジェシー・ディクソン・グループ」が参加。

#7~母と子の絆
 ポールは時期によって、傾倒した音楽が変遷してゆきます。このころから1980年代、初め頃までは、黒人音楽の影響を強く受け、且つ、アレンジを巧みに取り入れています。この曲もR&B色が強く出ています。
#8~サウンド・オブ・サイレンス
 S&Gのヒットで、ダスティン・ホフマンのデビュー作「卒業」のテーマ。歌詞は、すごく重いです。ディクソン・グループが素晴らしく、まさしく、教会での説教のような、荘厳な雰囲気に仕上がっていて、素晴らしいテイクだと思います。この曲の演奏の、一つの理想型といっても良いでしょう。
 混迷の時代に信じるものを見失い、様々な欺瞞に満ちた群衆を、手厳しく批判し、こう結ばれます。
“The wards of the prophets are written on the subway walls and tenament halls”
(予言者の言葉は、地下鉄の壁や、安アパートのホールに書かれているぞ)
#9~イエスは道なり
 ジェシー・ディクソン・グループの独壇場。ゴスペルの神髄をかいま見ます。

#10~明日に架ける橋
 S&Gの大ヒット。ベトナム戦争で傷つき、疲れ果てて、自分を見失ってしまったアメリカ。そんな人々を、自分が身をなげうってでも助けてあげよう、と歌われる、 正に救いの歌。
 ポール自身はゴスペルを意識し作った曲とのこと。S&Gでは、アート・ガーファンクルが歌い、少年聖歌隊の如く、清々しく歌っていましたが、ポールの理想型は間違いなく、このテイクでしょう。
 ちなみに、S&G一夜限りの再結成でのニューヨーク、セントラルパークコンサートでは、リチャード・ティー(名キーボードプレーヤー。黒人。私の最も好きなキーボーディスト)が、かなり黒っぽい演奏で、素晴らしかった。
 あの9・11同時多発テロのあとも、現場で歌われました。今、中東を初め、世界が混迷し、あの時代と同じ過ちを繰り返しているのでは?と、思わずにいられません。
#11~母からの愛のように
 R&Bやロックンロール色の、ノリの良い曲。やはり、ディクソンズが良い色を出しています。
#12~アメリカ
 S&Gのヒット。アメリカをヒッチハイクする恋人達の目を通して、現代社会に生きる刹那を歌いながらも、明日に生きる希望を歌ったもの。歌詞の「みんなアメリカを探しにやってきたんだ」は、「アメリカ」=「自由」または「人生」と思えます。
“Kathy,I’m lost.” I said. Though I knew she was sleeping. “I’m empty and I’m aching and I don’t know why”
(「キャシー、僕は分からなくなってしまったんだ」彼女が寝ているのは分かっていたけど、言ってみたんです。「虚しいんだ。苦しいんだ。何故だか分からないけど」)
“All come to look for America”
(みんなアメリカを求めてやって来たんだ)
 以上、このレビューを書いてから、多分5年以上経っていると思いますが、そのまま出してみました。でひ、素晴らしい音楽に触れて、自己啓発してください。
 今の世の中、みんな、「心の再構築」が必要ですね。それには、優れた音楽が最高です!

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昔のメルマガ~ポールサイモン Live Rhimyn'

 
昔々、ペペタスギター教室プレゼンツで発行した、メールマガジンです。久し振りに再公開することにしました。
 ポールサイモンの1974年のアルバム「ライブライミン」です。素晴らしいCDで愛聴盤。

序文● 
レッスン中、よく話すことなのですが、「曲やアーティストによっては、アメリカ 近代史を認識せずには、その作品の本質を語ることが出来ない」ものです。
 特に、モダンフォーク(ボブ・ディランなど)から、ウッドストック(ロックの時代)へ至り、その後、それが熟れすぎた果実のように、退廃してゆく時代。
 この時代、音楽が社会に果たした役割は甚大でした。やはり、ベトナム戦争が非常に大きかった。泥沼化するベトナムに様々な考えが交錯し、激しく体制を批判する若者達の声が大きく投影されてゆきました。
 そんな中で、「アメリカンライフの崩壊~伝統的な価値観の破壊や大衆の崩壊」などが起こってゆくのですが、ミュージシャンが、ラブソングではなくて、よりメッセージ性の強い曲を発信し始めたのは、やはりボブ・ディランの成功におうところが、大きかったと思われます。
 自分の意見を社会に投げたい。その手段として、街角で歌い始めた。したがって、 歌詞が果たす役割がとても重大なわけです。その成功により、沢山のミュージシャン達が成功してゆくことになります。
 歌詞の素晴らしさに視点をとり、ロックバンドを見てみますと、例えばイギリスだけど「クリーム」(エリック・クラプトンのバンド)。格調高く、シェイクスピアをも思わせる文章で、鋭く社会をえぐる。
 また、レッド・ツェッペリン。比喩的な表現が多く、文学的な側面も強く感じさせます。自己の内面に、深く向かっている切り口が多い。
 さて、そんなわけで、沢山の素晴らしい詩人達が輩出され、ジャンルを超え、社会に影響を与えてきたわけですが、その中でもポール・サイモンは、ナンバーワンと断言して良いと確信します。
 このCDに収録された曲は、サイモン&ガーファンクル時代の1964年から、解散しソロでの2枚目、1973年まで、10年間に渡って書かれたものですが、ポールの人間と人生、社会を見つめる、洞察力の深さに、つくづく感心させられます。
 特に、ベトナム戦争によって、深く傷つき、疲れ、理想を見失い、病んでいった混迷のアメリカ。そのアメリカを、「人」に置き換え、絶望したり、皮肉ったり、励ましたりと、実にインテリジェンスに歌います。
 このCDのなかで、私が一番頼りにしている曲は「アメリカの歌」。1973年発売のアルバム “Time goes Rhymin’ Simon”に収録。
 人生の折々で、悩み、苦しいとき、いつでも私の心を救ってくれる。この曲が書かれてから、21年の月日が流れていますが、今でも古びることはない。人生の本質を書いた、素晴らしい曲だと思います。
音楽的な観点から見ると、ポールは音楽的好奇心、向上心と強い人で、時期によって、傾倒しているジャンルが移り変わります。特に60年代最後~80年代初頭にかけて、黒人音楽に深く傾倒していますが、この時期の内容も素晴らしい。参加メンバーも、ニューヨークのスタジオメンで、凄腕の面子ばかり。(”スタッフ”の面子ね。)
  そんな中で、このCDで聞ける「ジェシー・ディクソン・グループ」(純粋なゴスペルグループ)とのコラボレーションは素晴らしい。ボーカリストとしての理想型を、ここに感じていたのでしょう。「明日に架ける橋」「サウンド・オブ・サイレンス」など、まるで教会での説教のように、深く感動的な声で、心に染みてきます。
私の想い出
 私はこのアルバムを購入したのは、確か中学3年の頃と記憶しています。収録曲目がS&G時代の有名曲を含み、ベスト盤のような概要だったので、店頭で見て、購入したのを憶えています。
 その頃、聴いた印象では、正直言って「よく分からなかった」というもの。まだ、子供で(この歌詩を理解するには)持て余したのでしょう。只、何度も聞きました。勿論、ギターでも練習して弾いてみたり。だから、当然、嫌いじゃなかったわけです。
 で、高校生になり、エレキギターを弾き始め、徐々にギターを弾くとお金がもらえるようになって、大人になって行くわけですが、高校2~3年の頃、自身の中でサイモン&ガーファンクル再発見みたいな時期が有ったんです。で、その時「あれ?」って思った。歌詞が、結構、受け止められるんです。
 で、バンドマン時代、色々と悩み多き時代。はまりましたね!「まったく、この曲は俺のためにあるんじゃないか?」なんて思った曲が、このアルバムに沢山あった。
 仕事では、その頃、こういった傾向の音楽は演奏していませんでしたから、もっぱらバーボン飲みながら聴くばかりだったのですが、聴きながら涙が止まらなかったのも一度や二度じゃなかったです。
 で、時は流れ、あっという間に自分が中年という年に差しかかり、色々と悩むことも、苦しむことも多い時代。ある晩、行田教室で営業終了後、なんの気無しにこのレコードを引っ張り出して聴いてみたんです。それこそ、十数年ぶりに。
 感動しましたね。涙が溢れてしまった。何となく、「人生ってこういうものなんだよ。また明日も、生きてゆこうよ」って、言われているようだった。
 私は今、丁度、年を重ねてゆくこと~自分の人生に折り合いを付けること、或いはそれは、様々な事に見切りをつけたり、力無く苦笑したりと、人生のある岐路に差しかかっているのだと思います。
 「努力すれば、何でも手に入る」という、今までの私を作ってきた魔法の言葉をそのまま、信じ切って生きてゆけるのかどうか?悩み、吐息を吐く。
 そんな日々に、この音楽は、救いに聞こえました。そして、私は、ギターと音楽の神様に感謝する気持ちを取り戻せたんです。
 ギターを皆さんに教えていて、或いは、こういった事を伝えなければいけないんじゃないか?と思っていたこともあり、今回、こういった形でそれを実現することとなりました。このレビューを切っ掛けに、そんなことを皆さんと分かち合えたら素晴らしいと思っております。
曲目解説は、次回のブログでご紹介します。
(つづく)

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桜の黄色い葉

 昨日は月曜日で、私ペぺ田代はペペタスギター教室・東京・高田馬場校でレッスン担当でした。レッスンの合間に散歩へ出かけました。蒸し暑かったですね。
 いつもの散歩コース。明治通りと新目白通りの交差点です。都電荒川線のカーブのところ。向こうに池袋サンシャイン60が見えます。右手奥に「学習院下駅」。
 この辺から、椿山荘方面へ、神田川沿に桜並木です。

 桜の樹。葉が黄色く色づいています。なかなか乙ですね。
 もちろん「花盛り」が壮観なのは当然だけど、こういうのも、なかなか風情があって結構ですね。

 風に吹かれて、枝葉も揺れます。日差しが少ない日だったので(最近毎日そうですねぇ)、目映いきらびやかさは無いけれど、壮観です。
 樹木は、冬枯れの時期になっても、また、風情があって、自然は四季を通じていつでも、その美しさで散歩を楽しませてくれます。

 新江戸川公園近くの、いつもの茶トラくん。今日も昼寝中。
 散歩は、定番コースを作ると、顔ぶれもなじみになったりして、一層楽しいものです。仕事中の、私の大事な気分転換と健康管理。さぼらないで(というより忙殺されて散歩に行けない)毎日、楽しみたいものです。

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長野県は朝日村の蕎麦

 8月24(日)~25(月)、私ペぺ田代は、長野県は松本市に行ってきました。この日程は、ペペタスギター教室・新宿・高田馬場教室はお休みしました。
 今回は高速バスにて往復。新宿―松本間を約3時間で結んでます。4人掛のシートですが特に狭くもなく、快適でした。
 天候は生憎で、高層いビルも雲をかぶってます。今回の旅行の目的は、仕事の打ち合わせが主なもので、私のスカイプ・オンラインレッスンの生徒さんでもあり、これから始める、インターネットを使ったヴィデオ・ストリーミング・ギターレッスン(まだ名称は決まってない)のパートナーでもある「Tさん」とジックリご一緒して話し込む目的。

 「Tさんご夫妻」のご厚意で、非常に素晴らしい滞在、ミーティングが出来ましたが、今回のブログでは、お二人に連れて行ってもらった、松本に隣接する朝日村(上条恒彦さんの故郷だそうだ)にある蕎麦屋さんのご紹介。
 ストリーミングレッスンについては、後日、大々的にご案内します。どうぞご期待を。
 松本から朝日村まで、車で約2~30分くらいかな。景色も一気に山の中。気温も大分、違います。マイナスイオンに充ちているのが分かる。気分が良くなります。
 山では、野生の動物は一通りいるのだそうです。熊、鹿、タヌキにキツネ。でも、野兎とリスがいなくなってしまったのだとか。

 その山の中に、蕎麦屋さんがあります。壁には日本地図、世界地図が貼ってあって、訪れた人達が、自分がどこから来たかを、ピンで打ってまして、まあ、方々から来ていましたな。でも、イベリア半島からは、まだ無かったな。
 こちらは、そば打ち教室もやってて、ちょうど千葉からの子供たちが、教室を終えて帰ったところだったそうです。

 店の入り口に、製紛室があり、石臼でそば粉を挽いてます。まあ、今(夏)は蕎麦のオフシーズン(新そばは11月だそうだ)なのですが、そばの実状態で保管していたものを、挽いてます。
 やはり、こういう設備が稼働しているのを見ると、楽しいし、期待も膨らみますね。

 つきだしに出たのは、こちらでは「ひたし豆」と呼ばれている、豆です。豆大好物の私には、嬉しい限り。奥豆(枝豆の収穫期が大変に遅い時期の豆)の一種なのでしょうか?それにしては、歯ごたえも楽しく、美味しかったです。

 「山女(やまめ)」の塩焼です。素晴らしく美味しかった。見たとたんに、お酒が飲みたくなって、日本酒熱燗で。
 ヤマメは、清流に住む魚として有名ですよね。ともかく、水質が群を抜いて良くないと生息できないんだそうですな。
 もちろん、この辺で捕れた山女です。川魚も、このくらい良いと、清々と、どこまでも澄んだ味がします。

 オフシーズンとは言え、そばも美味しかったです。薬味は、ネギ、辛み大根、わさび、が付きまして、楽しんだ結果、わさびが一番合いました。
 そばの味が良いので、わさびだけ付けて、汁を付けずに食べても美味しかったな。そばは、「次の一口は、こう食べてみよう」などと楽しめるのが、また、楽しいのです。

 私にとって、久しぶりの長野県、そして松本は以前、一度立ち寄ったのみの場所だったので、実に満喫できました。「Tさんご夫婦」には大層良くしていただき、感謝感謝。
 また、ちょくちょく行きたいです。また、人生の楽しみが一つ増えました。

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下町の風情を

 今日は木曜日で、私ペぺ田代はペペタスギター教室・東京・高田馬場教室でのレッスン担当日。今日は午前中から、レッスン前に時間を取って仕事で外出しました。
今日は、JR鶯谷駅から、「根岸界隈」を歩くチャンスに恵まれました。
 今日も暑くなりましたね。根岸の商店通には、柳が風に揺れていました。
 店々に柳も、良い風情なんだけど、写真の構図が上手くいかなくて、夏空とのコントラストにしてみました。
 入道雲に、きらきら光る柳の葉が美しいですね。

 流石に下町の風情が色濃いですね。路地の曲がり角に、植木が沢山置いてあるのも、懐かしい風景で、楽しいです。
 昔は、ちょっと奥に入ると、どこの町でもこんな景色だったけどね。

 おせんべ屋さんです。丸いガラスの煎餅ケースをはじめ、実に懐かしい感じのディスプレイですね。
 昭和のたたずまいとでも言えましょうか。いい雰囲気ですね。また、平日の早い時間ということもあって、閑散としてるのも、一興ですな。

 この界隈だけではないのでしょうが、地域性を感じさせるバスですね!
 オリンピック女子レスリングで活躍した浜口京子選手の応援ですな!
 こういった、独自のデザインバスって、いいですよね。どこの町でも頑張ってほしいなな。

 一気に話と地域が変わって、JR御茶ノ水駅です。ホントに、美しい景色ですね。四季を通じて、景観が楽しめます。今日は、やはり夏らしい風景ですね。

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戸田公園の海鮮居酒屋で一杯

 お盆です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?暑い日が続きますが、体調管理はいかがですか?
 今週は、ペペタスギター教室は全校夏休み中で、私ペぺ田代もレッスンはお休みです。(一昨日は戸田教室で少しレッスンしたけど・・)~こういった感じで、私は、何だかんだと毎日仕事してます。
 しかし、昨日は疲労がたまって、辛く感じたので、思い切って完全休養日にしました。
 夜、家内と二人で、戸田公園駅すぐそばの海鮮居酒屋「つなん」さんで一杯やりました。
 私達は黒生ビールが好きなのですが、なかなか置いてある店が少ないですね。ここは、美味しいのが飲めました、
 写真がピント位置を間違っていて、ボケボケですが勘弁して下さい。突き出しは、マクロのねぎぬた和えでした。

 刺身は6種盛に、カツオたたきを追加。
 季節的に、カンパチが良い季節に入ってきました。しかし、この日の出色は「きんめ」。
 和食のこと、魚のことなどは全て、今度の日曜に「四十九日法要」を迎える叔父に教わったものです。
 よく叔父と二人で、この季節はあれが美味い、どこの海のなんて魚が美味い、なんて話しつつ、一杯やったものでした。

 天ぷらの写真を忘れました。キスが出色。メゴチは、ダメ。
 次は焼き物。カンパチの塩焼き(珍しいですね。あまりやる店がない)。カンパチは、切り身の厚さ、焼き加減など気をつけたら、焼き魚でも抜群に美味しい。私は、わさびを付けて食べるのが好きです。
 奥は焼き茄子。茄子が美味しい季節が続きますね。焼きなすは、焼いた(グリルした)、少し焦げた香りがついて、オツです。

 その後、津南そばと焼きおにぎりでしめて、「ごちそうさま」でした。
 帰り道、DVDをレンタル。帰ってから、家内セレクトの映画を一つ観ました。
 小津安二郎監督の「麦秋」、1951年松竹の作品。女優原節子さんが28歳独身OLの役。美しいです。2時間、リラックスして楽しみました。
 おかげで、布団に入ってもぐっすりで、クオリティーの良い睡眠がとれて、ハッピー。良く寝ました。
 たまには、絶対に仕事をしない、完全休養日が必要ですね。私は、思いつくと仕事してしまうので、これからは益々、気を付けて休みを取らないといけないな、と思いました。

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大阪までお盆で行ってきました

 8月10日~17日の1週間、ぺぺタスギター教室は全校、夏休み中です。私ペぺ田代は、レッスンがないだけで忙殺されています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
 この4月に逝去した義父の初盆で、家内の実家は大阪・三国へ行ってきました。
 日曜夜の夜行バスで「新宿~梅田」高速バスで。夕方まで自宅で仕事してました。バスに乗って、携帯のワンセグでオリンピック中継~オグシオ・ペア勝利を見て(便利ですな!)、パット・マルティーノなどを聴きつつ。2時過ぎにようやく眠れました。
 6時「そろそろ京都です」のアナウンスに目覚め、6時40分過ぎ、大阪・梅田駅近辺に到着。
 阪急梅田駅近くの喫茶店で、ゆっくりコーヒー飲みました。私は紅茶派で、あまりコーヒーは飲まないのだけど、早朝のコーヒーって、美味しいですね。3杯飲んじゃった。

 阪急梅田駅で、月曜日の朝7時50分頃かな。流石にすいてますね。夏休みの人が多いのでしょう。
 家内と一緒に、初めて家内の実家を訪ねた時も、夜行バスで梅田に着いて、阪急宝塚線で三国へ、の行程でした。
 道行が同じだと、その時のことが思い出されます。月日の流れは速いものだと。

 阪急三国駅から、商店街を通ります。まだ朝早いから、店は閉まっていますな。
 初めて来た時は、もう1時間早い到着だったので、より一層、閑散としたものでした。夕方なんか、すごく混み合うんですよ。

 こちらは、全く反対方面の、地下鉄御堂筋線は東三国駅。
 家を出るときに帽子をかぶってくるのを忘れたので、朝、三国駅の100円ショップで買った麦わら帽で。
 大阪は、東京よりも最高気温が高い日が続いていて、「暑い夏」なんだそうです。

 今回も、午後ちょっと時間を作って、「たこたこ」のタコ焼きを食べに行きました。生ビールとたこ焼き。美味しいです。大阪に来た時の楽しみ!
 ネットで見たら、やはり美味しい店なので、ファンの方が多いのですね。

 夕方、新大阪駅に向かう途中の寿司店「ねた市」で、家族で会食となりました。
 今回は、私も家内も、仕事の都合で、とんぼ返りのようなスケジュールとなってしまいました。12時間の大阪滞在だ。せっかく行ったのにもったいないような気もするけど、まあ、仕方ない。
 次回は、ゆっくり滞在したいと思っています。

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夏の散歩は

 今日は木曜日。私ペぺ田代はペペタスギター教室・東京・高田馬場校にてレッスン担当日。
 しかし暑いです。夏場の散歩は、時間帯などを注意しないといけませんが、なかなか難しいです。最近は、夕方早めの時間帯で、休憩時間を取るようにしていて、状況が許せば散歩に出かけます。帽子をかぶって、日陰を歩きます。
 高田馬場教室から豊島区高田を抜け、文京区の新江戸川公園まで往復のコースにしました。所要時間は1時間くらい。
 まずは、高田馬場2丁目で、昼寝のネコ発見。
 茶トラとカラス、または三毛のハーフでしょうな。おとなしくて人懐こい猫でした。
 自転車の下で、くつろいでました。

 夕方でもこの空です。こう見ると、どこか地方の山の景色みたいですねぇ。青空に、緑のコントラストも美しいですね。
 今日は携帯で撮影したので、色もピントも大甘です。勘弁して下さい。
 公園に入ると、萌えるような緑です。流石に、緑のグラデーション、ディティールは、良いレンズじゃないとだめでした。そのカットも撮影したのですが、お見せできるレベルに撮れませんでした。

 公園の近所のお宅の飼い猫の茶トラ君に会うのも久しぶりでした。大きいです。相変わらず人懐こい性格の猫。
 夕方だと、猫も外に出てくつろぐのですな。昼間は寝てるもんね、夜行性だから。
 そんな感じで、今日の散歩の日記でした。

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戸田橋の花火

 8月2日(土)暑い日でした。ペペタスギター教室・埼玉・戸田公園教室の近所、荒川の河川敷にて、毎年恒例の「戸田橋花火大会」が開催されました。
 私も、家内共々、ゆかたを着て、見物に出かけました。
 今回は、高架線路を挟んで川口側の土手に座っての見物。こちら側は、超混雑するわけではなく、早くから場所取りなどしなくても平気なので、そうしました。

 土手の上は、終始、心地よい風があって、ゆかた一枚の私は、汗をかくこともなく、とても気分良く、花火を楽しむことができました。
 風があったせいで、花火の煙も素早く流されて、より一層、美しく花火を観ることもでき、「絶好のコンディション」だったのではないでしょうか。

 私は人ごみが嫌いなので、賑やかな場所に出向くのは億劫に感じるのですが、しかし、花火は文句なしに楽しめます。
 ただ、特等席は、場所取りから移動、周囲の喧噪など、気が引けます。
 今回は、のんびりした感じの場所で良かったですが、なぜか私たちの全方にいたグループが、意味もなく立ち上がっていたので、それが迷惑だったくらい。

 全般的に写真がうまく撮れませんでしたが、こんなところでご容赦を。
 7時5分くらいから花火が上がり始め、8時40分過ぎの終了まで、豪儀に乱れ打ちで、大層、楽しませていただきました。
 この写真は、一番最後の、賑やかな乱れ打ちの様子です。目に眩しいくらいの豪儀さですね。
 堪能しました。花火師の皆さん、ありがとうございました。大拍手。

JUGEMテーマ:花火大会

夕立のあとに

 今日は火曜日で、私ペぺ田代はペペタスギター教室、埼玉・行田教室にてレッスン担当です。
 今日は夕方6時前、急に大雨がきました。ものすごい雨量。
 アスファルトに雨がはねる様子を写真に撮ってみました。極端に大粒の雨で、はねるのも凄いけど、雨の軌跡も太いです。
 でも、うまく撮れなかったですね。難しいです。

 7時前にはすっかり晴れて、この夕焼け雲。美しいです。
 雨が大気中のチリを洗い流してくれるので、雨上がりの空はきれいですね。
 でも、遠くで雷が聞こえていました。ここ数日の不安定な空模様で、局地的な豪雨、怖いですね。
 昨日に続いて、空の写真になりました。美しい表情は嬉しいけど、被害が出ないことをいのりたいです。

JUGEMテーマ:天気

高田馬場の夕焼け空

 今日は月曜日。私ペぺ田代は、ペぺタスギター教室・東京・高田馬場教室にてレッスン担当。今日も蒸し暑かったですね。午前中は曇っていて、少し雨もちらついたけど、午後からは一転、晴れました。
 教室のあるマンション、サンパティオ高田馬場には非常階段として使用できる鉄骨らせん階段があって、屋上へ続いています。施錠してあって、屋上には出られないけど。
 今日夕方、レッスンが開いたわずかの時間に、上がってみたら夕日がきれいだったので撮影してみました。

 ほんの数分の間でしたが、雲の模様も随分と変わるものですね。
 クリアな「うろこ雲」が出てきました。空の様子、雲の模様は、観ていて楽しいものですね。
 子供の頃は空を見上げて、「あの雲は・・・に見えるぞ!」なんて言ってましたなぁ。
 シャッタースピードが遅いのを、手すりにカメラを乗せての撮影で、ブレもなく美しく撮れましたね。

 こちらの写真も、画面斜め下に建物が入って、超広角レンズ風のカットです。
 いや~、なかなか美しいものですね。大きな画像で見ると、こまごまとしたもの(テレビのアンテナや電線やもろもろ)が目に入って、やや興ざめなんですが、こう見せられると、乙なもんでしょ?

 上の写真を、若干ワイドにして、下辺に湾曲した建物を入れてみました。
 で、それを画像加工ソフトで、明度を下げ、コントラストを上げて、一層、上記した撮影意図をデフォルメしてみました。
 ドラマチックな感じになりましたよね。

 私は、この時間帯は大抵レッスン中なので、なかなかこの景色が見られませんが、今日は思いついて、上がって撮ってみて良かったなぁ。今日の「小さいハッピー発見」。

JUGEMテーマ:写真

猫の寝姿にもの想う

 今日は日曜日。ペペタスギター教室は、東京、埼玉各校共、全校定休です。
私ペぺ田代もお休み。最近体調がすぐれないので、ゆっくり休養しています。しかし、蒸し暑いですね。皆さんも、ギター及び自分の健康管理に、重々のご留意を。
 今日も猫の話題です。
 先日アップした、行田教室の「ロビ奴(やっこ)」が、蛇口から水を飲む写真が好評だったので。
 ロビが昼寝をしているところを撮影した写真です。気分良く寝ているところを邪魔されて、少々迷惑そうですなぁ。
 しかし、腹が出てます。ロビ奴は、美食家ではないのですが、終日、ちょこちょこと食事してますから、太るのですな。

 楽器の音やCDの音を嫌がる猫もいますが、当然、ロビ奴は、全然平気です。
 私が練習していても、全く平気で、ギターの音には、何の興味も示しません。
 昔々、知り合いの家で飼ってた猫の話ですが、その友人は始終、大音量でロックをかけている人だったので、その猫も大音量ロックをものともしませんでした。が、唯一、恐れたのが「キングクリムゾン」の「21世紀の精神異常者」。何か、猫にとって非常に嫌な音が入っているらしく、大層、嫌がったそうです。

 ロビは、寝ていても、名前を呼ばれると尻尾を振ります。起きていれば、返事をします。
 それだけでも、皆に褒められていまして、「アンタ、そのくらいの芸でのんびり暮らしてゆけて、結構な御身分だね~」なんて、言われてます。
 世の中が不況になると、のんびり寝ている猫を見て、皆が同じことを言いますな。
 「アンタが一番いい御身分だよ~」って。

 まあ、こうやってのんびり寝てる猫を眺めて、「アンタ、いいね~」って言ってる我々こそ、その姿に、沢山沢山、慰められているのですな。
 世の中生きてゆくには、いいことばかりじゃぁないから、何か心を紛らわすことがないと、やってゆけないもんね。
 で、ギターを弾くって、最高のこと、間違いなし。で、たとえば私は、その他に、「猫」「飲食」「読書」「散歩」などなど、いくつも持っている。
 多いほど散漫になるけど、適度に色々ないとね。皆さんはいかがですか?
 でも、ギターが最高だよ!

JUGEMテーマ:にゃんこ

自由学園明日館ビアテラスにて演奏の模様

 7月18日(金)激しい雨も上がり、池袋・自由学園明日館にて企画、開催された「ビアテラス」イベントも、当初の心配をよそに、美しい芝生の庭で大盛況のうちに幕を閉じました。
 今回は入場約300名で、主催者予想を上回る大盛況。天気も味方して、良かったです。私ペぺ田代もジャズギター演奏にて出演いたしました。

 この日、私は4時前から熊谷でクラシックギターでのステージを1本こなして、池袋へ急行のダブルヘッダー。電車がトラブルで緊急停止し、15分程遅れてしまったのですが、6時10分に会場入りし、6時30分には、もうステージを始めていました。
 ただ、熊谷でのステージでの疲労が残り、脳に糖分が足りなくて、速いテンポのコードチェンジについて行くのがきつかったので、チョコレートを2粒もらって、食べました。そしたら、もうOK!

 伴奏はペペタスギター教室高田馬場校でインストラクターを務めている佐々木君。ジャズスタンダードを中心に、ポップス、Jポップなど、30分ステージを3回、演奏しました。
 生徒の皆さんも遊びに来てくれて、楽しく過ごしました。
 私は、ビールお飲みつつ、リラックスして演奏を楽しみました。ただ、屋外の演奏は、音響面で難しいですな。やはりPAがないとキツイかな?とも思いましたが、「庭の一角で誰かが演奏している」風情という狙いなら、逆に音が行き渡らなくてもOKですね。

 自由学園スタッフの甲斐嬢と、お約束の記念撮影。相変わらず美しいです。美しい夜景をバックに。
 スタッフの皆さん、そろいのTシャツです。夏らしい風情で、ビールも進みますな。
 前回の花見に続いて頂いたオファーでしたが、自由学園での演奏は、私自身大好きで楽しんでいますので、ハッピーです。都心に、こんなに静かで美しいたたずまいの「おだやかな心持」になれる場所は稀有ですね。大事にしたいです。
 終演後、来場してくれた生徒さんと2次会へ行きまして、いささか飲みすぎました。でも、楽しくて良かった~。たまにはこういう日もないとね!

JUGEMテーマ:日記・一般

久しぶりに猫の写真

 暑いですね~。今日は水曜日。私ペぺ田代は、ペペタス・ギター教室・埼玉・行田教室でのレッスン担当日です。
 行田教室には、猫の「ロビ奴(やっこ)」がいます。毛が抜けるピークシーズンも落ち着き、夏毛のさっぱり系ルックスになりました。
 でも、この腹。私同様メタボの疑い。でも、ロビはストレス肥りじゃないですな。
 椅子にリラックスして、昼寝中です。安心しきってこのかっこ。幸せそうですな。見ているだけで、私もハッピーになる。
 猫がいる日常って、いいですねぇ。

 こういう習慣のネコも多いと思いますが、うちのロビ奴も、蛇口から直接、水を飲むのが好きです。
 前々から、その様子を連続写真で撮りたいと思っていたので、実現しました。
 まずは、なめ始める直前。何やらおごそかな表情ですが、きっと何にも考えてませんね。
 猫の佇まいは、時として哲学的に見えることもあるけど、ホントは何にも考えてないんだよね、きっと。

 まあ、水飲んでる時には、あんまり考え事しないもんね。普通。
 私は、結構考え事しながら、色々やる習慣が身についているけど、しかし、飲食の時は、飲食という行為に没頭したいもんですな。
 そのほうが、ずっとハッピーだものね。

 舌をいい形で撮影するのに苦労しました。かなりな速度ですな。猫の舌の動き。
 高速連続撮影できるカメラなら手軽かったのでしょうな。昔、一眼レフを使ってた頃が懐かしいなぁ。
 デジカメ一眼レフも、マーケットに沢山出てきたから、一台、買おうかなぁ?

 いずれにせよ、まあ、いいもんです。猫のいる生活。もちろん、ギターあっての話だけどね。
 ちなみに私は、和猫の雑種が一番好きです。

JUGEMテーマ:にゃんこ

影絵のような虫食い葉

 今日は土曜日。暑くなりました。生徒の皆さんも、ペペタスギター教室・高田馬場教室へ、さかえ通りに日差しを受けつつ、レッスンに通っていただきました。
  今日は、先日散歩中に見つけた「虫食い葉」の写真です。
 川沿いの散歩道に、ひどく虫食いの木が続きます。気になって撮ってみました。こんな感じで、ず~っと虫食いが続いていて、びっくりしました。
 この日の天候は、やや明るめの曇り。
 よって、被射界輝度域(写真に写せる、最も明るい~最も暗い、の幅)は、極端に広くないので、ハイライトを露出オーバーで飛ばしてしまい(ここ最近多いです。でもたまたま)コントラストをクッキリ出してみました。

 この写真も、綺麗ですね。
 川面への映り込みが、たまたま水面の動きでグラデーションのように見えます。
 そして、それを背景に、虫食いの穴が「影絵」のように見えますね。
 また、構図もなかなか、儚げ(はかなげ)で、オツです。自画自賛(笑)。

 上の写真の一部をクローズアップして、より一層「影絵」的な要素を、強調してみました。
 なかなかこちらも、美しいです。で、上の写真が「散歩中、目に飛び込んできた(自分で無意識に切り取った)絵」です。
 で、この写真は、「”影絵的”で美しいな~」と思って、意図的にトリミング(切り取り)した絵です。

 こういう作業は、音楽創りに似ています。特に「日本語の作詞」作業に似ていると思います。
 一音(音符一つ)に、1単語を乗せられる英語(アルファベット言語)曲に比べ、1音(aとかiとかuとか)しか乗せられない日本語曲は、音符に乗せられる情報量が極めて少なく、「削ぎ落とし、削ぎ落し」詩を追い込んで行く傾向があります。
 写真加工の作業をしつつ、そんなことを考えました。
 ギターも、音楽を「バーチャルに成立させる楽器」なので、こういった感性は「ギタリスト」には重要かな、と思いました。

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想い出だけが残る

 私ごとですが。
 叔父が急逝しました。日曜日の夕方、危篤の一方を受け、すぐさま行田市内の病院に駆けつました。翌月曜日の夕方、叔父は逝去しました。66歳でした。食道ガンでした。
 私を大変に可愛がってくれた叔父でした。酒も料理も、色々と教わった。叔父は天麩羅職人でしたので、天麩羅や和食全般に関するノウハウなども、教えてもらいました。
 子供の頃から、毎週のように、外食に連れて行ってもらいました。私の味覚は、その経験から作られた部分も大きいです。
 子供時代はもとより、私が大人になってからも、よく一緒に過ごしました。本当によく酒を飲みました。ケンカもし、批判もし合いました。
 入院した時は、すでに手遅れとの宣告を受けました。毎週見舞うたびに、私の中では、心の準備が進んでいたのだと思います。
 別れは辛いです。今生の別れ。
 しかし、パパ(ペぺロメロさん)に教わった、
「愛する人を失った悲しみより、その人と今生で巡り合えて、愛し合えた輝かしい想い出のほうが勝る」
 という想いが、心にしみます。
 しかし、故人との「良い想い出ばかりが残ってゆく」これからの日々を思うと、やはりまだまだ、心の整理なんて、ついていないのだな、と思います。
 葬儀は親族が顔を合せる場な訳ですが、そうすると、いろいろありますね。疲れます。そんな、煩雑なことで悲しむ余裕も削がれてしまう。まあ、葬儀というのは、家族、親族にとっては、実に多忙で煩雑なものですから。
 家長として、また親族を束ねる本家当主にとっては、心労が重なる日々ともなります。私も、それをサポートする立場だったので、疲れました。
 叔父の病状を受けて、ここ数カ月、ずっと心が重かったのですが、叔父を失った今日になっても、一向に心の重さは変わりません。
 別れは言えたはずなのに、と思うのですが、或いは、ずっとさよならが云えないのかもしれない、とも思えてきます。