散歩の光景

 今日は水曜日。ペペタスギター教室・埼玉行田校でのレッスン日ですが、今日は事情により、変則営業時間で、夕方以降のレッスンは臨時でお休みです。
 電話でのお問い合わせにも、応対できない時間帯があります。ご了解ください。
 昨日夕方、なんとか時間を捻出して散歩しました。行田でのレギュラー散歩コースの水城公園。
 少し陽炎に見えます。水面がキラキラと美しいですね。夏写真の定石ですが、露出をかなりオーバー(+2.5)にして、やや幻想的な感じに仕上げてみました。

 今年まで、あまり意識しなかったのですが、枇杷(びわ)の木が、町中に、普通にあるのですね。もちろん、散歩コースにあります。
 実が盛りです。果実の木、写真に撮るのが難しいです。画面全体に、メインの被写体たるべき「果実」が散るので、カットのまとめ方に苦労します。
 まあ、ご報告という感じで、特に特徴のない写真。
 ところで、ひとつもぎって食べてみました。「!~美味しかったです」。流石、行田産だ!

 こちらは。木漏れ日を拾ってみました。写真としては、こっちのほうが美しいですね。
 露出をいろいろ調整しながら、数カット撮影してみるのは、フィルム(ポジティブね)を使っていた時分からの習慣ですが、今はデジカメなので、撮って直ぐ、確認できるのが超便利ですな。

 ということで、今日はカメラ小僧的視点で、少し写真の話をしてみました。音楽もギターも、上達してゆく中で、他の芸術に関わるり、学べることは非常に大きいです。
 そして、その「新たな気付き、学び」をギターに、音楽に生かしてゆくことで、より一層「感動」を内包する「本質的な芸術」へと、音楽家は成長してゆきます。
 ギター愛好家の皆さん、ぜひ、音楽以外のアートにも興味を持って、関わってみましょう!

JUGEMテーマ:散歩

フランスの午後みたいだ

 今日は火曜日。私ペぺ田代は埼玉、行田教室にてレッスン担当。東京・新宿は高田馬場教室では佐々木講師がレッスン担当です。
 今日は梅雨の晴れ間で、暑くなりましたね。今日も朝から超多忙な一日でしたが、なんとかかんとか時間を捻出して、散歩に出かけました。
 季節的にか、最近体調を崩す生徒さんも、またまた増えてきていて、健康管理に注意しないといけませんね。
 なので私は、ともかく散歩をきちんとキープしようと、努力して時間の捻出に努めています。それを頑張らないと、忙殺されてしまって仕事ずくめの一日になってしまいますから。
 さて、で、今日の散歩収穫は、この写真です。
 低い塀に、まだ青く硬い葡萄の実が付き始め、午後の緩んだ明かりが暖かく照らします。
 美しい光景です。今日はデジカメを持っていなくて、携帯で撮ったので、写真のクオリティーが今一つですが、まあ、そんな感じ。
 これだけ見ていたら、フランスみたいだね!このすぐ裏手に子猫が3匹(みんな三毛)寝てたので、このブドウと一緒に撮りたかったけど、残念。
 でも、いい感じの「絵」ですよね。

 今日の「小さいハッピー」のひと時でした。
 話は違うけど、家内の勧めで、散歩時には、UVプロテクトの化粧水を塗ることにしました。日常的な日焼けは、皮膚ガンの原因であることは周知されてきましたね。いやはや、どうも・・・。
 しかし、楽しい「日中の散歩、好天の日差しを満喫」するためには、仕方ないですな。

JUGEMテーマ:散歩

ウエディングドレスとギター

 ジューンブライト・シーズンですね。以前ご紹介した生徒さんの結婚式の様子(ウエディングドレスでエレキギターを弾く)を、この時期にご紹介しようと思っていて、早くも今日は6月22日。
 ペペタス・ギター教室は、「ウエディングドレスでギターを弾く花嫁」が全世界に広まるように願っています。
 青い美しいウエディングドレスで、白いジャズマスター(フェンダー)を弾くのは、ペペタスギタースクール埼玉・行田教室に通っていただいている久美ちゃんです。以前、このブログでも御紹介しました。
 彼女の披露宴での写真です。ドレスでギターって、カッコいいですよね。最高!もっともっと、沢山の花嫁さん達に、ぜひぜひ取り組んでいただきたいです!
 この日は2曲演奏。まずはビートルズの「オブラディ・オブラダ」をインストで。久美ちゃんがリードギター。
 オブリガード(メロディー合間のカウンターライン)でミュートフレーズを入れたら、客席がドッと沸きました。楽しい思い出だね。

 リハーサルもままならないし(花嫁は結婚式当日、超多忙なので)、緊張もするしで、当初から、演奏に無理のない内容のレパートリー造りに取り組んでの本番です。とてもうまくゆきました。
 もう一曲は、新郎がリードヴォーカルで「日曜からの使者」を。新婦ご友人もタンバリンなどのパーカッションで、楽しく参加しました。
 友人が楽しく参加できるのも、こういった企画の楽しい面です。事前に1~2回、練習の機会を持つのですが、そんな風に会って時間を共有できるのも、格別の思い出ですね。

 サイドギターは、親友の優子ちゃん。彼女も以前、ブログで紹介しました。優子ちゃんの時は、純白のウエディングドレスだったな。
 大変に楽しい、思い出深い、素敵な披露宴となりました。参加者全員のハッピーは、新郎新婦からの、そして彼等への、両方向の幸せでもありましね。
 それにギターが役立つのは、最高だ!

 結婚式に至る道筋、それは様々な面があるけど「多忙」であることも大きな特徴。だから、式当日が近付くにつれて、徐々に「会場任せ」の内容に傾きがちになってしまうのが通例でしょう。
 しかし、ポイントを絞って、自分たちのプランを明確にしていれば、ぐっと個性的な、思い出深い素敵なイベントになるはず。
 だから、花嫁にギターを弾いてほしいと、私ペぺ田代は切望します。
 ペペタスギター教室は、「2か月で弾きたい曲を弾いてしまおう!」というビギナー向けのプランを用意しているので、全くギター経験のない方でも、式の半年くらい前にご相談いただけば、なんとかなりますよ!お気軽にご相談ください。

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行田の有名店~ホルモン焼でナンコツ満喫

 ペペタス・ギター教室・埼玉・行田教室は、秩父線行田市駅近くのロケーションです。南口方面です。で、今日の話題は駅北口側にあるホルモン焼きのお店。
 行田では有名店です。ホルモン焼「よこしば」。私は、この店が現在地に引っ越す前から知っているので、歴史は古いですね。小学校の頃から、叔父に連れられて良く食べに行きました。
 その頃から好きだったメニューが、こちらです。「ナンコツ」。この写真で2人前です。
 他店でオーダーしてみても、なかなか満足できません。私の「ナンコツ」の基準は、この店なんです。

 七輪で、もくもくと焼きます。やはり、炭の遠赤外線効果、及び煙での燻製効果などが相まって、「炭でなければ出ない味」になります。チュウハイなどを飲みつつ。のんびり焼きます。
 まあ、やはり「硬い」食べ物ですな。軟骨なんだから。で、歯が健康で良いうちに、食べておきたいものだ、と思ったり。

 ここの豚汁も楽しみなんです。昔はもっと、野菜が沢山入っていて、とくに「シメジ」が、ガツンと入っていました。いまは少し変わりましたが、風情は変わらないです。
 ナンコツで一杯やって、カシラで食事をするのが、いつものパターン。

 しかし、なかなかこの店に行く機会を持てません。「今回行ったのは、いつ以来かな?」と思い起こせば、昨年の3月に行った以来でした。
 「いそがしい」ことは、決して悪いことではないのだけれど、「たまにはあの店に行きたいな~」なんて店に、1年以上行けない(近所にちょくちょくいるのに)というのも、「如何なものか?」なんて思ってしまいます。
 でも、まあ、こういった「プリン体」が多い飲食物は、尿酸値が高めのペぺ田代には、ホントは「×」なので、やや、複雑な心境です。
 ちなみに、この店は日曜、祭日定休。夕方5時くらいからやってます。行田の散策に訪れる皆さん、平日ならばお薦めします。

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和食処で一杯

 今日は金曜日。私ペぺ田代は、ペペタス・ギタースクール、埼玉・戸田公園教室にてレッスン担当日。好天で暑くなりました。湿度も低く、爽やかな風で、気分の良い一日でしたね。ギターも伸び伸びと鳴りますな。嬉しい。
 今日は、久しぶりに食べ物の話。昨夜は生徒さんと高田馬場で一杯いきました。
 和食処の居酒屋で一杯でした。なので、まずは「お造り」から。器が「カレイ」で洒落てるし、添えられた「紫陽花の花」がまた、風情です。
 この日のセレクトは3種。「しまあじ」「平目」「かつお」。
 この季節なら、断然「しまあじ」ですな。5月後半から6月は、良いシーズンです。以前から高級魚(までいかないか?)的な価格の魚ですが、美味い魚です。麦焼酎によく合う刺身ですね。この日も結構でした。
 「かつお」は生姜で。「かつお」は足の速い魚(変色が早いこと)なので、お店でも「最上の状態で出すには気をつかう魚」ですな。
 たまに「私はカツオ、好きじゃない」とおっしゃる方がいるけれど、あれは多分、ホントにうまいカツオを食べたことないんだろうな、可哀想。

 「煮もの」は、「新じゃがと鳥の炊き合わせ」。干しシイタケの出汁がメインの味で結構でした。
 焼き物は「かま焼き」。何が出るかな?と期待したら、平目と鯛。やりますね!結構です。
 鯛が出色。やはり「鯛の中の鯛」と言われる小骨に付いている肉が美味いのですな。
 同席の方で知らない方がいたので、教えて、食べさせてあげようと取り出したところ、手が勝手に動いて自分の口へ。・・・。ごめんなすって。また今度ね。
 平目は脂が乗っていたし、コラーゲンたっぷりだね。私の家内は「猫」(魚を見事にきれいに食べる方)なので、せっせと食べてました。

 仲の良い生徒さんと、一杯行くのは、実に楽しい時間です。私も皆さんも、なかなか時間の捻出が難しくて、機会をなかなか作れませんが、行くとホントに楽しいです。
 ちなみに、このお店は「へいじ」というお店。隠れた良い店。高田馬場3丁目。場所は、自分で探してくださいな。

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行田市の風景紹介~通学路の風景

 今日は水曜日。私ペぺ田代は昨日に続き、埼玉、行田教室にてレッスン担当日です。
 「話題」も昨日に続いて、行田教室周辺の景色から、写真を何枚か紹介します。
 昨日から紹介しているロケーションは、秩父鉄道・行田市駅から東行田駅への途中辺りで、私の中学時代の通学路でもあった「新川」周辺。
 子供の頃からの「遊び場」でもあったこの「新川」(地元の人は昔からそう呼んでいる)は、古くは「桜土手」の別称を持つ桜の名所でしたが、私は「記憶がない」ので、大分昔に桜は無くなってしまったのでしょう。
 私が毎日ここを歩いていたころは、まだまだ、川肌から土手までが「土」で、のどかなもんでした。
 今でも人通りは少ないので、そういった意味では「のどか」だけど。

 ごく普通の景色も、光の加減と、見るアングルによって「良い表情」を見せてくれますね。
 日常の景色の中で、こういった手段で「自分のお気に入りの景色・場所」を持つと、散歩が一段と楽しくなります。
 それが定期的に歩けるコースなら尚更、時間帯による表情の違いや風情の違いが楽しめて、申し分ない。
 夜の散歩も悪くないけど、私は断然、日中の散歩に軍配を上げたいですな。

 車も通る道なのに、橋もこんな感じで、ひなびてます。
 「ここに足をかけて、同級生と立ち話をしたなぁ~」なんて想い出したり。
 昨夜のレッスンで、高校生の生徒さんと「郷土愛・故郷」のような雑談をしたけど、それは多分に「良い想い出」と言い換えても良い一面があると思います。
 私は、中学時代は良い想い出が多く、楽しかったので、余計そう思うのかな。

 そんなところで、結論。たまには懐かしい道を歩くのも、すごく楽しいですよ~、という話です。
 行田市に観光、散策においでになる皆さん、何も無い普通の景色を、ぜひ素敵な想い出のひとこまにしていただけるよう、楽しく行田を歩いて下さい。
 付録です。
 先週のブログでも付録で紹介した、行田・水城公園の紫陽花。今日は益々、満開です。遅い午後のけだるい光に、爽やかな青も美しいですね。
 雨に濡れ、カタツムリでも乗っかってると、アジサイは風情だけどね。
 でも、美しいものはいつ見ても美しいですね。
 人の心もそうありたいものですな。

JUGEMテーマ:散歩

忘れ得ぬ光景

 今日は火曜日。私ペぺ田代は、ペペタスギター教室・埼玉熊谷エリアの行田教室にてレッスン担当日。ちなみに東京・新宿は高田馬場教室では佐々木が担当。
 今日は貴重な「梅雨の晴れ間」になりました。私もレッスンの合間に小一時間休憩をとって、散歩しました。
 今日のテーマは「忘れ得ぬ光景」。誰でも忘れ得ぬ光景を、いくつも持っているでしょう。心に焼きついた光景。
 私にもいくつかありますが、最も古い時期の景色で良く想い出すのがひとつあって、まずはそれを紹介しましょう。
 たぶん2~3歳の頃だと思います。
 うららかな春の日、祖母に連れられて、この公園のベンチにいました。私は落ち着きなく立っていましたが、祖母はベンチに座っていました。
 平日の昼間なので、他に人もなく、「平和な静けさと祖母の愛」に包まれた記憶です。暖かく、明るく、安心しきっていられました。守られている感じかなぁ、なんとも云えぬ幸福感とでもいいましょうか。
 電車が見えるのは昔と変わらないけど、その他は何もかも変ってしまいましたが、公園自体は今でもひっそりとあります。

 すぐそばの鉄橋です。この下で、子供のころよく遊びました。その頃はそんなに整備されてなくて、子供達にとっては、格好の遊び場だった。
 近くに友人の家が多く、また、中学の頃には通学路でもありましたから、馴染み深いエリアです。
 やはり周辺も、少しずつ変わり、今では大いに、景色も変わってしまいました。

 これは、通学路にある「関(水門)」からの流れです。
 中学の入学式の日、母と学校へ歩いて行きました。薄曇りのその日、このコースを初めて歩いたようなもんだったのです。
 で、ここの眺めをちらっと見て「これから毎日、こんな光景を見るのだな~」と思ったのをよく覚えているし、その光景も良く覚えています。

 ドイツの詩人リルケは「若き詩人への手紙」のなかで、「心が迷うときは、少年時代の想い出に逃避しなさい」みたいなことを書いていたような記憶があります。(20年も読んでないから正確かどうか自信がないが)
 私もいくつかの光景(心の原風景のひとこま)を心に温めているので、時折想い出して心を遊ばせることがあります。
 それが、間違いなく私の心を癒してくれる時間でもあります。
 皆さんはいかがでしょうか?
 ついでに撮った写真があるので、明日、ご紹介しましょう。ではまた明日。
 今日もギターの練習、頑張ってください。

JUGEMテーマ:日記・一般

遅い午後の光

 今日は日曜日。ペペタスギタースクールは東京・高田馬場教室、埼玉・戸田公園教室、熊谷エリア行田教室共に定休日。
 私ペぺ田代もレッスンはお休みです。今日は仕事と用事を一通り済ませたところで、家内と散歩に出ました。
 そこで、「遅い午後の光」を集めてみました。
 散歩に出たのが午後4時過ぎ。好天でしたが、これからの梅雨を予感させるように、雲が多かったです。
 雲の隙間から「光の筋」が降り注いで、美しかったです。私が「雲間からの光」を美しいと思った記憶は14歳、中学3年の時、激しい雨が急に上がって、教室のベランダから見た光景。その時、隣で友人が言った冗談までよく覚えている。
 素敵な「一瞬の記憶」です。

 戸田公園のボートコースに映る夕方直前の陽光です。キラキラと明るい中にも、夕暮れ時の倦怠感が漂う、独特の風情を持った時間帯ですね。
 先日行った高野山は、弘法大師空海による真言密教の聖地ですが、その教えの根幹は、本尊「大日如来は、ある時は風に吹かれる花になり、水面に映る光となり、様々な日常の景色に姿を変え、その教えをわれらに伝える」というものがあり、「まさしく心の教え、そして最も気高き伝え方」と思い、得心しました。

 日常の一瞬に「美しい」と感応する局面は、心の持ちよう次第で沢山、享受出来ますね。
 官能する時間の長さに関係なく、自分の心の持ちようで「その美しさに教えられ、心を救われます」。
 ミラーに映り込む夕日を撮ったこの写真も、日常当たり前に目に入る風景ですが、今日もまた、「やはり美しい」と感じました。で、数歩行きすぎて「やっぱり写真に撮ろう」と戻って撮った一枚。

 数年前に発表した私のCD「遠い日のソナチネ」は、クラシックギター独奏による自作自演集で、その作曲動機の多くは「日常の散歩などから感じた、美しさへの感動」がモチーフになっています。
 素晴らしい作品と自画自賛してます。まだ聴いてない方は今すぐ、買って聴いてね。ペペタス・ウエブショップでも、教室でも売ってるよ。

(ショップ)https://www.pepetashiro.com/webshop/pepetashiro.html
(サンプル音源)https://www.pepetashiro.com/pepe/cd/index.html
 「今、手元にある素晴らしさに感謝し、慈しみ、愛しみ、感動する」当たり前のことが出来ないと、「もっと欲しい、沢山欲しい、もっと良いものがあるはずだ」となってしまい、「持っているのに満足できない”餓鬼”」になってしまう。そして、それが今日の世界を席巻している「心の暗黒」と思うのです。
 原油が1バレル140ドル!?狂気ですね! そして、許してはいけない!投機資金が原油マーケットから撤退すれば、1バレル50ドル台がいいところと思います。
 そして、穀物を始めとする「食糧問題」も同様。アフリカでの飢餓問題は、「何もしないで、金を動かして、利益を得る」労働とは無関係の「利潤追求」の狂乱。
 そして「アフリカでの食糧問題を、サミットでの議題にする」と胸を張った日本政府。サミットまでの1か月以上、飢餓の状態は深刻に進むであろう。その間は、何なのだろう?何をするのだろう?
 無責任は恥だ。見て見ぬふりも恥だ。日本人は「恥」を忘れてしまったのでしょうか?

JUGEMテーマ:散歩

トリオ~ドリーパートン、リンダロンシュタット、エミル―ハリス

 今日土曜日、ペぺ田代はペペタスギター教室東京、高田馬場教室担当。一日、肌寒い雨でしたね。
 今日は久しぶりにCDレビューです。私の愛聴盤紹介。
 アメリカン・ポップシンガーの大スター3人が共演した、「Trio(トリオ)」。
Dolly Parton  ドリー・パートン
Linda Ronstadt リンダ・ロンシュタット
Emmylou Harris エミルー・ハリス
1987年、ワーナーから発売。

 3者それぞれ、大スターですな。
 ドリーはカントリーの大御所ですね。「火の玉ロック」が大ヒットして、伝統的なカントリーから様々なバリエーションにサウンドを求め、最近、久しぶりに「伝統的なカントリーサウンドの新作」を発表したらしいです。
 ホイットニー・ヒューストン主演の映画「ボディーガード」のタイトルトラックになった「I will always love you」の作者、本家本元と言ったほうが分かりやすいかな?

 リンダは、ロック、ジャズ、メキシコ、カントリーと、様々なスタイルで秀作を残してますね。最近、ますます素晴らしい歌声。しばらく前に、彼女のジャズアルバムを、このブログでも紹介しました。

 エミルーは、ブルーグラス寄りのカントリーから始まり、伝統的な路線を長くやってました。「ザ・バンドの”ラストワルツ”~”イバンジャリン”」で見た人も多いかな?昔は黒髪ストレートロングヘアーの麗しいルックスでした。
 昔々、その黒髪エミルーのポートレートを飾っていたことがあって、その頃付き合ってた彼女に、いやみを言われた覚えがあるぞ。

 で、このCD,ジャケットがいいのです。左側の、アメリカン・オールドファッション・ドレスの写真も麗しいですが、右側の「着せ替え切り抜き人形」がデザインされてるのも、アルバムコンセプトによる遊び心一杯で素敵です。
 こういうのは、ぜひアナログレコードの寸法で欲しいのですがね。もうすでに1987年はCDのみの発売時期に入っていたので、無いのでしょうな・・。

 おっと、見た目の話が先行しましたが、内容が抜群です。佳曲、好演揃いで、何度聞いても素敵です。
 「To know him is to love him(つのる想い)」は、大ヒット曲のカヴァーですが、アレンジ、演奏、歌、全部最高です。
 メンツも素晴らしい。トレモロギターでライ・クーダー!ハワイアンギターとマンドリンにデヴィッド・リンドレー!(美しいスライド!!!)アコギでアルバート・リー!凄いね!
 ちなみに曲は、あの「フィル・スペクター」(ビートルズのアルバム”Let it be”のプロデューサーと言うのが一番分かり易いかな)の出世作。
 ユーチューブで見られます。便利な時代だね、どうも。ちなみに、バックはデヴィド・リンドレー以外はCDとは違います。
こちらから、コピー&ペーストでどうぞ。
(スタジオライブ)http://jp.youtube.com/watch?v=TC-d2AkPqcE
(プロモーション)http://jp.youtube.com/watch?v=U30-I1sUUJ0&feature=related
 このCDで、私が大好きになった曲は、ドリーがリードヴォーカルの2曲。
 まずは彼女の自作品「Wild flowers」。サビの歌詞は:
”When a flowers grows wild,
it can always survive,
 Wild flowers don’t care where they grow”
(意訳:野生に育つ花はいつだって生き残ってる
      野生の花は環境なんて問題じゃない)
 素晴らしいですね。人生の応援歌だね。ギターはマーク・オコーナー!それにエミルー。
 もう一つは「Rosewood Casket」。かなり古いフォークソングらしいです。
 内容は、死の床にある老女が、先だった最愛の人を想う、といった歌。
意訳を、ざっとですが:
(大理石の台においた「紫檀の棺」と「最愛の人からもらったラブレターの束」
 その手紙を読んで聞かせて
 何度も読み返そうと思ったけど 涙があふれて読めなかったの
 私が死んで安らかな眠りについたら それは天国で目覚める眠り
 だから嘆かないで下さい
 彼の手紙とロケットを私の心臓の上にそっと置いて
 でも彼がくれた この金の指輪は 決して指から外さないで)
 日本に、老女がかつての恋を唄う歌があるのだろうか?と思ってしまいますね。
いわゆる「ポップソング」「小唄」「歌謡曲」何と言おうが、意義は同じですね。その「庶民の身近にある唄」の「ありよう」の問題。
 民度の問題かね~?日本には「本当に良いもの」が少なすぎると思います。
 「和歌」には勿論、間違いなく、秀作がいくつかあるでしょうね。最近、その辺を勉強したいと思っているのです。日本人の「精神レベル」が高かったのでしょうな、あの時代は。
 携帯に、このCDをインポートしてあって、よく聴きます。そのおかげで、電車で少し、幸せな気持ちでいられます。

JUGEMテーマ:音楽

大阪で大野先生と一杯~クラシックギターコンサートの現状

 今日は水曜日。ペぺ田代はペペタスギタースクール埼玉・行田教室でのレッスン担当。行田教室は、熊谷、羽生、鴻巣などのエリアからの生徒さんも多く、埼玉県北部エリアで、熱心にギターを究めたい、というニーズの生徒さんに多く通っていただいています。
 さて、前回までの「ペぺ田代の高野山探訪記」、3回に分けて紹介しましたが、楽しんでいただけたでしょうか?
 高野山に出かける前の晩、豊中市は阪急宝塚線「服部駅」に本校を置く大野ギター音楽院の校長先生「大野朱美先生」と、楽しく夕食をご一緒しました。
 以前も大野先生はこのブログでご紹介しましたが、以前から親しくさせていただいています。

 いつも、ざっくばらんに楽しく食べ、飲み、歓談するのですが、今回は「クラシックギターコンサート興行の実際と、問題点」のような話を沢山しました。
 お互いにその現状については、当事者として「実際」を熟知しているだけに、現状の諸問題や将来へ向けての展望など、かなり深い話ができました
 特に「興行」を主宰することの多い大野先生は、その「運営実態」について「プロデュースやオーガナイズ」以外の立脚点から、「有料来客者の感覚に敏感」でなければならず、様々な問題点(もちろん具体的な例で)を話し合いました。
 写真を見ると、とてもそんな真面目な話をしてるようには映っていないけど、かなり突っ込んだ話もしました。
 私が今秋にパパ(ペぺ・ロメロさん)宅に遊びに行く計画を立てているのを大野先生に申し上げると、「その折に、田代さんが責任を持って、ロメロさんに正しく伝えなければならないこともあるね」と言っていただき、日本クラシックギター界に対し、「私に出来ること、私にしか出来ないこと」などを考える機会にもなりました。
 大野先生との一杯は、大阪に行った折の大きな楽しみ。また次回も楽しみです。

JUGEMテーマ:クラシックギター

高野山へ行ってきました~3 最終回

 今日は日曜日。ペペタスギター教室、東京教室、埼玉戸田公園、行田など、全教室、定休日です。
 私ペぺ田代も、旅行時の疲れが抜けず、今日はゆっくり休養してます。
 さて、「ペぺ田代の高野山探訪記」、いよいよ最終回の第3弾です。
 翌朝7時から朝のお勤め。40分ほどの読経のあいだ、またまた寒さに震えあがりました。
 お勤めが終わり、本堂の仏教美術を見学させてもらって、終了。快慶の襖絵など拝観しましたが、あまりに体が冷えてしまったし、また堂内が暗いので、詳細に、気のすむまで観た、という感じではなかったのが残念です。
 部屋に戻ると、朝食の支度がしてあります。

 今日も素晴らしい天気になりました。が、これだけの日差しでも、11時頃までは肌寒かったです。
 朝の光に、山も緑も眼に眩しいくらいの美しさです。
 宿坊向かいの「苅萱堂(かるかやどう)」を見てから、並びの数珠屋さんで、数珠を購入しました。

 宿坊に置いた荷物をもって、高野山の中心地、根本大塔などの一群がある「大塔口」へ歩きます参道です。
 陽ざしに緑が美しく、そしてやはり、静けさに包まれています。
 この参道を入ってすぐ、「東塔」があり、並び「三昧堂」「大会堂」「愛染堂」などの一群が続きます。

 そして、高野山に現存する最古の建物、「不動堂」。1198年建立だそうです。
 高野山は、相次ぐ大火災によって、その多くを焼失し、再建されているそうですが、こちらは焼失しなかったのですね。
 鎌倉時代の書院造で、国宝だそうです。

 「根本大塔」は、いわゆるランドマークなのですね。内部は極彩色でかかれた諸尊と、大型の仏像が配置され、巨大な曼陀羅空間になっています。
 もちろん、本尊は大日如来で、金剛界四仏も配置されています。やはり、圧倒されますな。

 私が内部を拝観した時、熱心に拝んでいるご婦人がいて、その様を見てこう思いました。
 この空間、仏像、は美術としてよりも、信仰の対象(祈りの向け先としてのオブジェ)として、今日に生きているのだ、と
 早めのランチはカレーライス。カレー嫌いの私がカレーライス。珍しい。
 で、バスに乗って11分。高野山駅に着きました。駅からの景色を楽しみたかったので、一本早いバスで。
 駅からの道路を、木立が切れるところまで少し歩いて、この景色。絶景ですな。この美しい景色を眺めつつ20分、日光浴。そして、少し心を遊ばせます。やはりこれも一種の「阿字観」でしょうか。心がリセットされますね。

 これでもって、ペぺ田代の高野山一泊探訪記はおしまいです。学んだことというよりは、再認識できたことが多かった、と言ったほうが正確です。良い経験でした。
 その経験をギター演奏家として、音楽家として、そしてもちろん人間として、糧にしたいです。
 また、今回の滞在は台風一過となり、天候に恵まれたこと。それから、混雑少ない平日に滞在できたこと、など良い条件もそろいました。
 帰りの電車、その車窓からの景色も、往路よりはゆっくり堪能できたような気がします。

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高野山へ行ってきました~2 「阿字観」

 昨日に続き、ペぺ田代の高野山探訪記、第2弾です。
 霊宝館を出て、すぐ近くの「金剛峯寺」へ。高野山真言密教の総本山。秀次切腹の間もあります。
 空海の歴史(中国留学から帰国、高野山開山)が見事な襖絵となっていて、それが何間も続き(8間だったかな)、見事です。
 お寺事態の規模も大きく、庭もいくつもあり、花や緑も美しいです。

 ご覧のように、枯山水もあります。高野山はどこも「静けさ」に包まれた、落ち着いた、澄んだ空気に包まれている感じがします。
 枯山水も、京都の名寺のものと、雰囲気が違って感じられました。
 アングルによって、大いに表情を変えます。これも、一種の「仏教美術」なのですね。

 高野山到着からここまで4時間半経過。たくさん歩いて疲れました。そろそろ4時なので、今宵の宿(宿坊)「遍照光院」へ向かいます。小腹がすいたので、近くの喫茶で卵サンドとビール。
 で、まずは部屋に案内され、「阿字観」と言われる、一種の座禅、瞑想を申し込みます。夕食の6時までに。入浴。寝不足と徒歩での疲労に、ゆっくり入浴でリラックスしました。

 遍照光院には、美しい庭がいくつかあります。このお寺を選んだのは、「阿字観」も一因ですが、快慶作の襖絵があること、美しい庭があること、などでした、
 夕方の光も、朝の光も、表情が違う庭を演出し、背後の山とも相まって、美しい緑を楽しみました。

 6時から、部屋で夕食。もちろん精進料理です。名物「ごま豆腐」も付きました。また、入室した折に「ビールと酒、飲みますか?」と聞かれ注文しておいたので、スーパードライ大瓶1本と日本酒徳利一本いただきます。
 しかし、朝夕、冷えます。寒かったです。やや、閉口しました。

 夜8時、「阿字観」です。阿字観は、壁等に向かう座禅と違って、大日如来を表す満月が描かれた、大きな軸装を正面にして行う瞑想です。
 低い椅子に腰掛け、呼吸を整えてリラックス。軸に書かれた月の画を眺め、記憶し、それから眼を閉じて、体内に、その「月」を再現してゆきます。
 そして、正面の軸に描かれた「外なる月」と、体内にイメージ再現した「内なる月」を、同一化させるように、意識を集中させ、「さとり」の間隔を体感するものでした。
 感じたこと、認識したことがあります。この「さとり」を求める方法、それはパパ(ペぺ・ロメロさん)に教わった演奏法と同じ方法、そしてメンタリティーである、ということ。
 パパは「内なる音、心に聞こえる音に意識を集中し、それを再現しなさい」と言います。そして、今回「内なる月と外なる月の一体化~静けさと幸福感に包まれた心持」を「阿字観」で試みたわけですが、それはパパの演奏状態と非常に近いのではないか?ということです。
 本来、音楽行為、演奏行為の本質は「これほどに高い精神レベル、精神状態での心と体の合到」によってもたらされる、高次元の精神活動なのだ、と再確認したし、パパから教わったことを身につけ、常に実現できるよう、精進しなければならない、と感じました。
 「さとり」を表す一つの言い方として、御坊が話された以下の言い方がわかりやすいので、紹介します。
・体も意識も目覚めた状態(通常の覚醒状態)
・体も意識も眠っている状態(睡眠状態)
のほかに、
・意識は目覚めていて、体は眠っている状態
があり、これが「さとり」の状態に近いものだ、と。そしてそれが、「入眠時」や「目覚め時」に、一日2回は、すべての人が体験していることであって、これが認識されるか否か?だけの問題である、とのこと。わかりやすいですね。
 部屋に戻って8時40分。寒くて震えあがりました。もう、寝てしまおうと思い布団に入るも、まったく寝付けずに1時過ぎ・・・。これで3日連続の寝不足決定。
 布団で聴いた「グレン・グールド(ピアノ)の“フランス組曲”(J.S.バッハ)」、良かったな。心にしみた。
 またまた長くなったので、第2弾も終わり。明日の第3弾(最終)に続きます。
 P.S. ペペタスギター教室~発表会のブログ(5月4日・5日)に、写真が少し増えました。そちらも見てくださいね。
 

JUGEMテーマ:旅行

高野山へ行ってきました~1

 ペペタスギター教室、臨時休校中、私ペぺ田代は、関西へ行っていました。
 家内の実家で法事があり大阪に出かけたのですが、今回の関西行きにあたり、大阪育ちの家内の勧めで、私だけ高野山で一泊してきました。で、その小旅行の模様を、皆さんにご案内します。
 真言密教の聖地、高野山です。
  私にとって、初めての高野山訪問となりましたが、私が高野山に興味を持った切っ掛けは20年以上前と古く、「佐藤健さん」という毎日新聞社のジャーナリストの著作によるものでした。
 これは「宗教を現代に問う」というルポで、「現役新聞記者が、得度、出家し雲水になってみる」というルポで、新聞掲載当時、大反響を受けたものだったそうです。
 佐藤健さんと私との関わりは、5年前の「ペぺ田代のギター日記」に記していますので、御覧ください。
https://www.pepetashiro.com/pepe/diary/2003.html#0101 (コピー&ペーストでどうぞ)
 したがって、ある意味では「念願かなっての高野山探訪」と相成ったわけです。

 大阪「なんば駅」から南海電鉄の「特急こうや」に乗って、「極楽橋駅」にて、この急勾配のケーブルカーに接続、山頂の「高野山駅」を目指します。
 なんば駅から約90分。気温が違います。大阪は大分気温が上がった日でしたが、特急を降りると「肌寒い」くらいで、ジャケットの襟を合せるほどでした。

 高野山駅前から、すぐバスに接続。バスは超満員。15分弱で、とりあえず当夜の宿となる宿坊(お寺さん)に着き、荷物を預けて早速、探訪に出かけます。
 まずは高野山の「とっつき」にあたる「奥の院」へ。写真は、奥の院へ向かう参道の入り口近辺。
 「奥の院」は太師信仰の中心聖地とされているようです。この参道から、ゆっくり歩いて25~30分程度。

 参道には、杉並木と墓所が立ち並び、おごそかな雰囲気。
  高野山は、弘法大使空海が真言密教の聖地とすべく入山、建立した「真言密教総本山」で、スピリチャルな面でもパワースポットですね。
 多くの寺院、墓所などがあり、巡礼の地としても霊験あらたかで、四国お遍路さんも、足を伸ばす聖地です。

 聖地奥の院は、写真撮影を一切禁止しています。幽玄な雰囲気の「灯篭堂」や「奥の院御廊」があり、「山の上の静けさ」に包まれた場所でした。
 こちらの写真は奥の院入口にある、「水かけ仏像」。
 で、ここから往路とは違う参道を40分歩いて、バス停「奥の院口」まで。その間もずっと杉並木と墓所が続きます。

 メインの通りに出たところで、軽食。きつねうどんを食べました。
 で、「一の橋バス停」から「大門行きバス」に乗って、9分ほど。反対方向のとっつき「大門」へ向かいます。
 御覧の通り、まさにその名の通り。大門。

 大門は、本当に「端っこ」に立地していて、すぐ道路(カーブ)になっています。
 そこからの眺望は「夕焼けの名所」に選ばれているそうな。この景色が真赤に染まれば、それはさぞ美しかろうと思いました。

 大門から100m程、山に入ると「おたすけ地蔵」があり、「願い事を一つだけ叶えてくれる」とのこと。
 向かう細い参道は、砂利で覆われ、踏む音も静けさに、心にしみます。
 願い事は、今、病に苦しむ親族の快癒を願い、祈りました。

 また、バスで4分程、中心方向に戻り「霊宝館」へ。
 ここは、高野山の多くの重要文化財などを展示しています。私が行った日は、全くの平日だったので、高野山全体、すいていて観やすかったです。
 この霊宝館も、心行くまで堪能できました。仏教美術の真髄と言っても良いですね。

 曼荼羅です。密教は、インド発祥の仏教が各地に広まってゆく中で進化し体系化してきたもので、「経文によって即身成仏」をテーゼしていること、「多くの仏を体系化し、図にした曼荼羅」が表わされること、「そしてその森羅万象の中心に大日如来を置く」ことなどが挙げられます。
 左が「金剛界曼荼羅」、右が「胎蔵界曼荼羅」です。霊宝館ショップで購入しました。

 こちらも同じくショップで購入した絵葉書。
 左から「四天王立像から”増長天立像”」「同じく”広目天立像”」。どちらも快慶作の重要文化財。鎌倉時代の傑作ですね。素晴らしいです。
 右は「弘法大師坐像」。室町~桃山時代の作。空海座像は、必ず「左向き」になっているのだそうで、そのエピソードも紹介されていました。忘れてしまったけど・・。

 長くなったので、今日はこの辺で。また明日、続きをアップします。

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スペインの景色~懐かしや

 1997年7月。スペイン・アンダルシア・グラナダの「アランブラ宮殿」へ向かう参道の写真です。
 ゴメレス坂を登りきって、まだ坂が続きます。この道は何度も歩いたし、何度も写真を撮ったけど、この写真のような「天から差し込む一条の光」は、この時ただ一度。
 「選ばれし者の恍惚」と言っては気障ですが、「神様が歓迎してくれたんだ」と思い、心が洗われました。
 静けさに、音なき音を聴くような、そんなひと時でした。放心から、ふと気付いて息を吸い込むと、やけにその行為が生々しいように想えました。

 と文学青年(古いねぇ、言葉が)風に書いてみたぞ。次は~:
 マドリッドから下ることしばし。風車で有名な町「コンスエグラ」の風車。
 「光と影」「生と死」など両極の相反するものが紙一重に背中合わせの国、スペイン。それは自然にも現れている。過酷に照りつける太陽が沈むとすぐに、漆黒の夜が訪れる。うつろう「夕暮れ時」など無いのだ。一瞬にして昼夜が入れ替わるが如く。
 その「移ろいの一瞬を、我がものとして記録したい」と願っての一枚。1997年6月。

 と、こちらは写真雑誌の感じで、ややポエティックに書いてみました。美しい風景でしょ?楽しんでね。

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ブルースの本質~ブルーノートの発生について

 今日は水曜日。私ペぺ田代は、ペペタスギター教室埼玉・行田校にてレッスン担当日。
 今日は「ブルースと音程」をお話します。
 まず、ブルースは、アフリカ系黒人のネイティブな音楽が、アメリカ社会の中で変質して、派生してきたものです。
 単純に言うと、人間が移動してくるわけだから、文化、風習、歌、踊りなど、様々なものを持ってくるわけですが、彼らが持ち込んだネイティブな音階は、メジャーペンタトニックに近いもの(厳密に言うと違う)と考えられています。
その明るい音階が、なぜ、現在のようなブルーススケールに変化したのか?
その考察こそが、ブルースの本質の一つといって良いでしょう。
 結論から言うと、「奴隷」としてアメリカに強制連行させられたアフリカ人達の多くは、アメリカの根幹産業である「農業」の労働力として酷使され続けたわけですが、その「過酷な重労働によって、ブルースの根幹でもある「ブルーノート」発生し、「ブルース」も徐々に型造られてゆくわけです。
 要するに「あまりにキツイ労働、疲れ果てた体と心」で鼻歌を唄っても、スケールの明るさを決定づけていた「第3音」「第7音」が、既定の音程まで上がり切らずに、中途半端な音程に下がった状態になってしまったことが主因です。
 
 ちなみに「第5音」の下がった音程がブルーノートとして扱われるようになったのは、大分後年のことらしいです。
 そして、その変質した音程は「“半音”ほどは下がっていなくて、実にケースバイケースで(その時の体や心の状態により)1/4(クオータートーン)~1/2(半音)の間を彷徨う訳です。
 したがって、どの程度の「下がり具合」かで、「心理状態」を表現することが出来るわけですね。ゆえに、極論すれば、「音程が限定される楽器(例:ピアノ)」では「真のブルースは表現できない」と言えましょう。
 わかってきたでしょうか?ブルースに限らず、音程というのは単純に「1オクターブを12等分した“平均率”」で音楽表現が出来るものではないし、超一流のギタリストたちは、演奏時は常に、微妙にチョーク(までは行かないが、微妙に押し込む)してすべての音程をコントロールしているのです。
 チューニングメーターなどを使用して、正確なチョーキング音程を練習することは、大前提として重要ですが、メーターでの初期練習は音程調節テクニックの入り口に過ぎないと考えましょう。
 音程による表現が、その音楽を成立させる主要因であることは間違いないので、「純正律と平均率の違いと実際」などに興味を持ち、学ぶことは重要です。
 如何だったでしょうか?「音楽とは何か?」そして「演奏行為とは?」。そして「それによって何が表現されるのか?」ということを、真摯に突き詰めることこそ、優れたミュージシャンの証しだし、義務でもあります。

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腱鞘炎(けんしょうえん)とギターの関係

 今日は日曜日。ペペタスギター教室は、定休日です。今日は「腱鞘炎とギターの関わり」の話を書きたいと思います。
 多分、長くなるので何度かに分けて。腱鞘炎や、コリ、痛みに悩むギター愛好者の皆さんの参考にしていただきたいと思います。
 初めに明言しますが「クラシックギター、アコースティックギター、エレキギター」、そしてジャンルに関わらず、「全ギターに共通して」言えることです。
 なぜ、この話題をブログで取り上げようと思ったか?なのですが。最近、当校に入学してくる方で「腱鞘炎で悩んでいる」「症状がひどく、ギターを弾くことを休止している」という方が多いのです。
 皆さん、当校のHP内「リハビリコース・コンテンツ」や「腱鞘炎がらみの”生徒さんの声”」などをつぶさにご覧になっての【問い合わせ~入学】です。
 彼等の共通の特徴は、一言。「ひどいフォームで弾いている」ということに尽きます。
「ひどいフォーム」とは何か?と定義すると「著しく、体に負担を掛ける運動行為」と言えます。
 腱鞘炎発症中の痛みは「炎症」なので、症状がひどい場合、一定期間は原因行為を休止して、筋肉や関節、筋などを休め、炎症を鎮静させることが必要です。
 が、その段階でいくら治療をしても「原因行為を矯正しない限り、何の解決にもならない」ということです。
 当校に入学なさった「腱鞘炎がらみ」の生徒さんの多くは「数年以上、他のギター教室でレッスンを受けている」ケースが多いです。
 で、彼等の当校「体験入学時」には、その方から詳しく話を伺うわけですが、「腱鞘炎による痛みやコリ」を訴えるのと同時に「この部分がどうしても弾けない」といった「メカニカルな問題」を訴えるケースが多いです。
 そして、その多くは「2~3分で弾けるようになりました」。体、腕、指の使い方を「具体的にこのケースは、ここでこうして、そこでああして」と数点、
・指示し
・やって見せて、
・2~3回繰り返して練習してもらいます。
この全行程が2~3分です。
 そして、何年かけてもうまくゆかなかった部分が弾けてしまうわけです。
 私は、この劇的な成果が出るのは当然だと思っているので、一向に驚きませんが、当の本人は「!」。かなりびっくりする方が多いですね。
 そして「今まで自分が如何に”ダメな弾き方”をしていたかを確信する」のですね。
 その「ダメな弾き方」を教えていたギター教師は、ハッキリ言って「あらゆる面で、プロと呼んではいけないレベル」なのでしょう。
 まず「自分のギタリストとしてのレベルの低さが、すべての原因になっている」のは勿論ですが、「腕、指、肩、首、腰、背筋などの痛みや障害を訴える”自分の生徒”の声」に「自分の全能力、熱意」を傾け修正しようとしないこと自体、「許せないこと」と言えるでしょう。
 なぜその程度の「風上にもおけない破廉恥なギター教師」が、自由経済の日本でまかり通るのか、私は不思議でなりません。
 多くの一般消費者は、商品購入のときは「価格、品質、販売店のサービス」などをじっくり検討するのに、ギター教師を選ぶ時は、なぜ同じレベルの「検討が出来ない」のか?
 それは「何をもって、そのギター教師が優れているか、イカサマかの判断が難しい」と思っているからでしょいう。
 結論から言います。以下の点が満たされていないものは、「ダメなギター教師」と判断して良いでしょう。
・教師自身がレベルの高い演奏者であること
・フォームやスタイルを「限定」し、それを押しつける
・教えるときに、演奏方法を「箇条書き」のような明確さで言語化出来る
・質問に対し、「多面的に複数」の回答が出ない
・テキスト(教本)などを使用し、それを重視している
・生徒さんが「何がしたいのか?」を重視、優先しない
・生徒が何かを選択する場合、メリット、デメリット両面を、論理的に説明しない
・全てにおいて、論理的で明確、理路整然と理解させる説明、解説を常にしている
・理想的な弾き方を認識させない状態で「繰り返し弾く(練習)」ことを要求する
などなど、思いつくままに書いてみました。もちろん、総合能力の問題なので簡単には全貌をお伝え出来ないのですが、上記の一点でも欠落していたら、「あなたの先生は、ダメなレッスンプロ」と断定してかまいません。
 長くなったので、又次回に続きますが「腱鞘炎とギターの関わり」を考える場合、「看板として、それをうたっているのに、その教師自身が腱鞘炎発生の原因の本質について、正しく理解していない」場合も多いようなので、今日は最後にそれを書きます。
 「弦高、ギターのセッティングや調整、ギターの品質」は、「もちろん原因の一部である」ことは間違いないですが、2次的、3次的な遠因であって、まず最初に論じることではありません。(ビギナーの場合は大いに関係します。しかし、ビギナーの段階から”腱鞘炎へ一直線”な人なんて、多くはないでしょう?)
 パパ(ペぺ・ロメロさん)のコンサートギターの多くは、テンション(弦の張り)は非常に強く、決して「弾きやすい(皆さんが思うレベルで)」ものではありません。
 それは、数千人規模のコンサートホールで、オーケストラと対峙するわけですから、「ギターから如何に、遠達性に優れた、遠くまで豊潤な音色で聞こえる音を引き出すか」が最重要課題なわけです。
 したがって「理想的な演奏原理を実現でき、身体に負担の少ない方法(フォームなど)」を「知り~理解、認識し~実現すれば」腱鞘炎は、極めて発生しづらいはずなのです。
 故に、「ギターの状態うんぬん」を「腱鞘炎の原因、または対策」の「主要因」に考えている程度のレッスンプロは、これも「?」と判断してよいでしょう。
 ギター演奏時の「演奏理論・運動理論」を「認識できていない」可能性があるのですから。
 手厳しくなってしまいましたが、多くの「腱鞘炎に悩むギター愛好家」が「ダメなギター教師の導き」によって生産されている現状に、私は同業者として憤りを覚えているので、厳しく書きました。
 そんな輩には、「恥を知ってほしい」し、「すぐに猛省し心を入れ替え、精進し勉強し、自身が”ギター演奏を極めよう”と取り組んでほしい」と願ってやみません。

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良い天気で河原へ散歩

 ペペタス・ギター教室は発表会後の連休中は、お休みしています。私ペぺ田代もレッスンはお休みです。ずっと、発表会の準備などで多忙だったので、今日は久し振りに手付かずの休日にしました。
 連休最終日、ようやく好天になりましたね。午後、家内と散歩に出ました。
 荒川の河原へ、明るい陽光の中で日光浴。青空と濃い緑、爽やかな風を楽しみつつ。
 大好きな葉巻も持って行って、一服しました。私のお気に入りは、ハバナの「モンテクリストNo4」。「No4」は、モンテクリストの「ナンバーシリーズ」の中でも、最もポピュラーな銘柄。喫煙時間も40~50分と適度なボリューム。

 葉巻好きのパパ(ペぺロメロさん)に、モンテクリストを教わって(その時はNo1)以来、マイフェイバリットになりました。
 家内と話したり、放心したりとリラックスタイム。ペットボトルのカフェオレを買って行き、飲みつつ。
 葉巻はふかすだけで、もちろん吸い込みません。煙草(シガレット)を止めてから、かれこれ7年くらい経ちますが、葉巻は好きです。

 お恥ずかしいですが、こんな感じでリラックス。
 ちなみに着ているTシャツは、以前このブログでも紹介した「サバレス弦のニッケル・シリーズ」のもの。サバレス社長のベルナール氏にもらいました。
 私は普段、Tシャツで過ごすことはほとんどないので、こんな折にしか着ませんが、陽光の中、Tシャツ1枚っていうのも気持良いものですね。
 しかし良い季節ですな。晴れたら、通年でも最高の部類です。今日はこんな素晴らしい日だったから、家族連れやカップルなど、多くの人達が河原で楽しんでいました。

 今日で連休も終わりで、多くの方は明日から仕事再開ですね。明日、私はレッスンは入れてないけど、仕事はあります。また、頑張りましょう。ギターと共に!

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ペペタス・ギター教室生徒さん発表会2008楽しく終了・_2

 昨日に続き、ペペタスギター教室・生徒さん発表会2008の模様、第2段です。
第2部、トップの渡辺さんに続き、終演までのご紹介です。
 戸田公園教室から市ヶ谷さんです。ご覧のとおり、マーティンD45。昨年に比べても、ギターが断然鳴るように成長してます。ゴージャスな音です。曲目は、「マスカレード(レオン・ラッセル)」「オネスティー(ビリー・ジョエル)」の2曲。昨年に比べ、断然「緊張した」と言ってました。奥様とお嬢様、それに職場のお仲間も駆けつけてのなか、熱演です。

 続いて、仲良し3人組(以前、当ブログにて紹介)の塩野入さんが加わって、二重奏です。OM35とD45のコラボレーション。グッドサウンドです。
 曲は、「イン・マイ・ライフ(ビートルズ)」「放課後の教室(ゴンチチ)」の2曲。塩野入さんも、つられてか?、緊張した様子。
 しかし、しっかりとアンサンブル練習がこなされているので、美しい音楽でした。ゴンチチは昨年来から弾いているので、やはり安定感が高かったですね。

 続き、塩野入さんの独奏で「ボクサー(サイモンとガーファンクル)」「太陽がいっぱい」。「ボクサー」は、スリーフィンガーのリズムに、メロディーを乗せるのが難しいのですが、よく頑張って仕上げました。「太陽」は、もう昨年も弾いたレパートリーで、安定してます。美しいメロディー。

 続いて、行田教室から「Gypsyさん」。オリジナルの弾き語りに、ペぺ田代がリードギターで加わりました。
 曲目は「サディスティック」「星が歌う夜には」「タイムマシーン」の3曲。ヴィデオ収録していたようなので、Gypsyさんが、どこかにアップロードするかもね。
 大変に雰囲気のある楽曲に、力強いヴォーカル、安定したステージングと、素晴らしい内容でした。
 ギターも、Gypsyさんマカフェリ・タイプ。私ペぺがアーチドトップ・アコースティックと、実に雰囲気ですな。オールドタイミーだ。

 ここで、休憩。この間に、次の「全員合奏」の準備のため、ステージ準備でみんなてんてこ舞いです。時間が押していたので、準備完了と共に、第3部の開始です。
 独奏出演者以外に、行田教室から金井さん、高田馬場から文乃ちゃんが加わって、全員合奏です。
 曲は、まず「ジャンバラヤ」。フルートソロとギターソロは、カーペンターズバージョンから。カントリー2ビートが楽しい。
 次にスピッツの「空も飛べるはずさ」。明るい8ビート。
 楽しく賑やかな2曲で、華やかにステージを飾りました。

 個人発表に戻って、高田馬場教室から平井さん。クラシックギター独奏。
 曲は「月光(ソル)」「11月のある日(ブローウェル)」。超多忙な日常の中、丹念に練習時間を捻出し頑張ってます。常々、話を伺うと「いつギターを弾くのだろう?」というほどのハードスケジュールで、頭が下がります。
 ギターは「ペぺ・ロメロ・Jr.」。!!!。で、この個体は「男らしい音」がするギターで、「キレがよく、ドライだが艶があって、タッチによく反応し、高音を甘く出そうとすると、スイートになる」素晴らしい個体。私、このギター大好きです。
 まあ、その分弦の張りも強いので、弾きこなすのは決して容易ではないのですが、平井さんは、よく鳴らしてます。素晴らしい。

 生徒さん発表のトリを飾ったのは、田村良太さん。昨年に続き、フルートの麻未ちゃんの共演で、仕上げてきました。サポートギターにエドキヨシ(以前、当校講師で、現在は演奏活動に絞って頑張ってます)も参加で、トリオにて。今年もスタンダード中心に弾き語り。
 まずは「A song for you(レオン・ラッセル)」。カーペンターズのヒットでもおなじみの、スイートなラブバラード。
 続いて「“A”列車で行こう(デューク・エリントン)」で軽快にスウィング。
 最後はバラードで「スターダスト」。ジョージ・ベンソン風の歌い回しで、アダルトに。
 今年も真摯に取り組んで、自分なりのテーマ設定もされて、「学ぶ」という側面でも、十分に成果が出たと思います。素晴らしいです。
 ギターは、先月お父様がテネシーから、彼の誕生祝いに送ってきたマーティンD16GT。

 さて、スケジュールが押していて、もう後半は、MCも短めでなんとか6時に終演を押し込みました。が、せっかく皆さんに集まっていただいているので、お礼代りに私も演奏しました。明日館さんのご厚意で、少々延長になったのをご容赦いただいて。
 エドキヨシ君、佐々木朋之君の2名を伴奏に、スティール弦ギターのトリオで。私は市ヶ谷さんのマーティンD-45を拝借して2曲。
 「想い出のグリーングラス」をボトルネック(スライド)で。すっごくいい雰囲気。D45のスライドは、やはりライ・クーダーっぽい鳴り方になったかな?しかし、素晴らしい音!弾いていて気分が良い。最高。

 続いて「Love Love Love」。聴衆のみなさんが喜んでくれるので、マイルス・デイヴィス的バラードの素材として、私はよく取り上げています。私はオリジナルは聴いたことがないけど、私のアレンジ、演奏は、非常に評価が高いようです。メロディックに、リリカルに、ドラマティックに、私の音楽的美点を多く表現できるサウンドにしているからだと思います。

 6時15分、終演。お疲れ様でした!ということで、時間が押しているので、一気に撤収。打ち上げの店にも、「遅れて、6時20分には行く」と連絡したので、先に行ける人は、すぐさま直行。忙しいです。
 で、打ち上げでみんな楽しく。私も楽しくイベントを成功させられ、この表情!気分良く酔っ払ってます。

 3時間を超える長丁場のイベントだったですが、回を重ねるごとに、再参加の皆さんは確実に成長なさっているし、初出演の方も色々とフィーリングがつかめたでしょう。
良い音響のホールで演奏すると、音のこと、楽器(ギター)の鳴らし方、タッチ、ピッキングの仕方、左手押弦テクニックの重要さ、など様々な事が「感覚的に認識できる」ので、ハッキリ言ってそれが「発表会を企画している目的」なんです。人前で弾くことよりも。
 出演の生徒さん達には、今年も何かをしっかり「問題点」として認識いただいたと思います。それが今後のレッスン、上達のポイントになるわけで、それを元に、「新たな1年」をギターと共に過ごしていただく訳です。
 しかし、ギターは素晴らしい。こういう機会に改めて思います。ギターのない人生なんて考えられないし、ギターと共にいるとハッピーだ!ということ。まさに、「愛してやまぬ」といったところです。
 来年もまた、5月3日(来年は日曜日)に、同会場を押さえました。この365日で、再演の方はどれだけ上達するか?そして、新たに出演なさる方は今からプランを。
 そして、全員にとって、ギターを通して新たな、素晴らしい出会いに満ち溢れた1年になるよう、願ってやみません。
(注意:この「発表会_2」は、カテゴリフォルダ「生徒さん」に収録。「発表会_1」はカテゴリフォルダ「ペぺからのお知らせ」に収録しています。それぞれ単独でウインドウが開いている場合は、欄外右の「カテゴリフォルダ」から開くか、「2008年5月」フォルダから4日、5日を選択してください)

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ペペタス・ギター教室生徒さん発表会2008楽しく終了・_1

  5月3日(土・祝)池袋・自由学園明日館・講堂にて「ペペタス・ギター教室生徒さん発表会」が、盛況のうち終了しました。
 昼過ぎまでぐずついた天候も、開演の午後3時には、この通り。窓の外に、風に吹かれる葉、落ちる水滴の情景も美しく、陽光に映えます。
 発表会の様子を出演順にご紹介しますが、長くなるので、今日、明日の2回に分けて書きます。

 最初の写真は、舞台に上がった全生徒さんで、記念撮影。

 またまた自由学園スタッフの甲斐嬢とスナップ。明日館さんには定期的にお世話になっています。館長の有賀さんはじめ、スタッフの皆さんにも、良くしてもらっています。甲斐さんも常々、いろいろとご配慮いただいて、感謝です。
 この写真も、なんだかペぺ田代 with 美人秘書みたいで、いいですなぁ!我が故郷、行田・熊谷エリアの女性は美人ばっかりですが、熊谷出身の甲斐さんはとびきり美人です。

 1時からのリハーサルも、バッタバタの大忙しの中、終了。予定より5分遅れて、3時5分の開演です。ここからは、出演順にご紹介。
 第1部トップは、埼玉・行田教室からエントリーの「小池さん」。マーティンOM28Vでの独奏。素晴らしい美音でした。演奏も、良い出来で評判も上々!演奏曲目は:
・I love you(尾崎豊)
・Yesterday once more(カーペンターズ)
・Desperado(イーグルス)
・いとしのエリー(サザンオールスターズ)
の4曲を好演でした。

 続いて、高田馬場教室から山村さん。ここ数カ月取り組んだ、スリーフィンガーピッキングでの弾き語りがテーマで、曲目は、フォークの吉田拓郎の「今日まで、そして明日から」「口唇をかみしめて」の2曲。

 続いて、ペぺ田代と山村さんの二重奏でベンチャーズ・メドレー。これは、参加予定だった、ある生徒さんが出演できなくなったのですが、せっかくサイドギターを練習いただいた山村さんに申し訳ないので、急遽ペぺ田代が代役で演奏しました。
 「Diamond head~Pipe line~Walk don’t run」の3曲メドレーで、テケテケテケ!

 3番手は、高田馬場教室に開校当初から通っていただいている、西田さんで、クラシックギター独奏。
 曲目は、「プレリュードホ長調(ポンセ)」「11月のある日(ブローウェル)」の2曲。ポンセは、準備期間が短かったので、ややつっかえてしまいましたが、ブローウェルは、ばっちり好演。この日の気候、会場を包む雰囲気と相まって、いい感じでした。

 続いて、高田馬場教室の「Nさん」です。マーティンD28CWBRは、ハカランダ使用のクラレンス・ホワイト・モデル。限定生産品の逸品。
 このギターの真価を発揮させるには、ブルーグラスはモッテコイで、ドックワトソンの「Doc’s guitar」。スリーフィンガーでの名曲ですね!すっごい音でした。流石!


 ここで、ペぺ田代が加わって、Nさんとデュオです。マーティン「28」で合わせて、私は小池さんのOM28Vを拝借して、「22才の別れ」。Nさんは、急遽この曲の演奏を伝えられたので、さぞや戸惑ったことと思いますが、頑張っていただきました。
 「28」のコラボレーションは、素晴らしいサウンドとなりました。

 続いて、第1部最後は、私ペぺ田代の出し物。発表会の度に、出演の生徒さん達から出る意見で、「先生は演奏が仕事だが、我々が舞台で演奏するのは非常に緊張するし、恥ずかしい。だから先生も”不得意”なことをやって、皆と同様に”恥をかけ”」とのご意見に、今回はお応えして、「私も恥をかきましょう」ということで。
 私が最も不得手な音楽行為は、「ヴォーカル。それも、コーラス」で、全く、「脳と喉の筋肉が繋がってないんじゃぁないかな?」と思うほど、支離滅裂で、聴く人を不快にしてしまうのです。
 で、今回はリードヴォーカルを、田村さん(明日のブログで紹介)にご協力いただいて、(サイモン&ガーファンクル)の「サウンド・オブ・サイレンス(Sound of silence)」をやりました。出来は、いやいや、お恥ずかしい限りで・・・。数時間は練習しましたが、なんともはや・・・。
 で、田村さんが、これを録音したらしい。これをネタに、後で強請られたらどうしよう!?
 ギターは、きらびやかでファンシーなサウンドが欲しかったので、塩野入さんのマーティンOM35を拝借しました。ギター演奏と音は、抜群だったよ。私の歌がなけりゃ、最高だったのに!
 まあ、みんな、「悪いリクエストしちゃったな~・・」と思って、後悔してるだろう。もう、来年からはこんな「命知らず」なこと言う人はいないだろうな!
 と思ったら、来年は市ヶ谷さん、塩野入さん(明日紹介)とペぺの3人で、ビートルズを弾き語り&コーラスでやることになってしまいました。打ち上げで、酔った勢いで・・・。
 聴く人、かわいそうだなぁ・・・。
 ここで第1部終了。予定より大きく遅れて、3時20分過ぎ。これも真っ青。舞台監督を頑張ってくれた、佐々木インストラクターもテンパリます。私がいい気になって、MCで喋り過ぎ。失礼しました。10分の休憩後、第2部の開始です。
 写真は、美しい講堂外観。休憩中に佐々木君が気を利かせて撮影しておいてくれました。

 行田教室から、渡辺さん。クラシックギター独奏。昨年は、出来上がったばかりの「松井邦義KM-1」で出演でした。今年は、11か月経って、ギターも一段と良くなり(鳴り)、演奏も確実で、ご立派!
 リュウマチをはじめ、内臓の不調など、体調不良に悩まされたここ数カ月で、ギターには常に真摯に取り組まれ、本当に頭が下がります。
 曲目は、「禁じれた遊び」「アメリアの遺言」「アラビア風奇想曲」。奥様と、ご友人ご夫婦の声援を受け、熱演でした。お疲れ様でした!

 さて、今日は出演中、6名様までご紹介して、明日のブログに続きます。
 私自身楽しかったし、イベントとして面白い3時間だったと確信しています。では、また明日も見てください。
(注意:この「発表会_1」はカテゴリフォルダ「ペぺからのお知らせ」に収録。「発表会_2」は、カテゴリフォルダ「生徒さん」に収録しています。それぞれ単独でウインドウが開いている場合は、欄外右の「カテゴリフォルダ」から開くか、「2008年5月」フォルダから4日、5日を選択してください)

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雑司ヶ谷の鬼子母神

 今日、月曜日、ペぺ田代はペペタスギタースクール高田馬場教室でのレッスン担当。今日も朝から晩まで忙しかったです。腰痛もつらいが、血行を良くしなければ!ということで、今日は昼休みをしっかり確保して(死守しないと、絶対に仕事のスケジュールが割り込む)散歩しました。
 今日は雑司ヶ谷の鬼子母神へ行きました。久し振り。高田馬場教室から、ゆっくり歩いて往復1時間で、ちょうど良い道のり。
 よく撮影の舞台にもなってますね。最近、家内がDVDで見ている、懐かしのテレビドラマ「水もれ甲介」も、この辺りが舞台。
 今日は、陽光が美しい時間帯だったので、御覧のように、逆光狙いで撮影してみました。
 この写真は、境内の稲荷社。やや逆光で、木の葉から漏れる「木漏れ陽」を狙いました。キラキラと美しいですね。緑は、陽光とのコラボレーションが最も美しい。

 こちらも、葉を逆光で。なかなか美しく撮影できました。
 もちろん、その場にいて味わえる雰囲気、空気など、なかなか表現できませんが、美しい、暖かな午後だったのは伝わるでしょうか?
 今日はデジカメ(ライカレンズ付)ではなく、携帯電話で撮ったのですが、なんとかなりました。

 数年前に、境内に団子屋さんも出来まして、実に「風情」ですね。「外の椅子で、団子食べつつ茶などを喫して、知人と他愛ない世間話をする」なんて、ごくふつうの日常のはずですが、皆さん、なかなかそんな時間もとれないのでは?私もそうですが・・・。

 やっぱり散歩は気持ちいいです。腰も血行が良くなって、少し楽です。歩くことで、上半身と下半身が捻る(ひねる)ことになりますから、腰がほぐれて、肩なども楽になるそうです。散歩はペぺ田代の、日常のささやかな楽しみなんです。

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ピーター・ポール・アンド・マリー(PPM)とかぐや姫

 今日は日曜日でペペタスギター教室は東京・埼玉とも休校です。私ペぺ田代も、今日は完全休養日にしました。家内は昨夜から、実家の大阪に行っていて留守なので、私は一人でノンビリ。そしたら、日頃の疲れが出て、腰痛、肩こりに目の奥が痛かったりと、トホホな有様・・・。でも、ブログはさぼらないのでした。
 前回は、中学の頃からブルーグラスをコピーしたりしてました、という話でしたが、今日はフォークです。フォークソングね。すでにその頃からニューミュージックという言い方(ジャンル)があり、フォークもその一角に組み入れられていましたが。
 ギターを始めて、本当に最初の頃聴いて、「いいな~」と思って取り組んだのがこのアルバム。「かぐや姫」の「3階建の詩」です。
 「22才の別れ」のハーモニクスも印象的で、すぐに覚えました。イントロのリードギターなども、私が初めて弾いたソロの部類に入るんじゃぁないかな?
 アルバム全体、よく覚えています。本当に何度も聞いたし、親友と二人でやっていたフォークデュオで、日曜の度に練習していたし。あの頃は、本当に日曜が待ち遠しかったなぁ。
 近所のレコード店で購入しましたが、当時は、まあ何も分からずに、「なごり雪」「赤ちょうちん」など、ヒット曲が多く収録されていたのでこのアルバムを買って帰りました。
 まあ、子供の頃のレコードとの出会いなんて、こんなものかもしれませんね?

 こちらは「ピーター・ポール・アンド・マリー(PPM)」です。彼等の音楽にも、強く惹かれました。伴奏がギター2本とベースのみ、という編成も、なかなかレコードでは珍しくて、貪るようにコピーして練習しました。
 歌詞も、中学生にも何とか理解できる内容で、それにも影響を受けました。一番好きだったのは「レモントゥリー(Lemon tree)」。もちろん、名曲のオンパレードで、大人になってから、ひしひしと心に染みたのは「風に吹かれて(Blowin’ wind)」。もちろん「パフ(Puff)」も大好きだった。

 かぐや姫もPPMも、私が聞いたこの時期には、「古いもの」(すでに解散していたし)でした。特にPPMは古い。
 ヴィデオもなかったこの頃ですし、情報も少なかった。雑誌などで読んだ小さなコラムなどが、記憶として蓄積してゆき、徐々にそのアーティストの全体像をつかんだような感じ。
 なので、数年後、PPMが「再結成して来日」した時、TV彼等が演奏するのを見た時は、何故か涙が出ました。
 彼等は、ご多分にもれずマーティンギター(Martin Guitars)の愛用者だったので、いきおい私も「マーティンが欲しくて欲しくてたまりませんでした」。
 当時、D-45の定価が80万だった。カタログをや雑誌の写真を眺めては、ため息をついていましたよ。(大卒初任給が、多分5~6万だった)ちなみに輸入元は東海楽器だった。懐かしいなぁ。
 今でも私は、重度の「良いギターが欲しい欲しい病」なんだけど、もう、それはその頃からずっとね。
 で、大人になるにつけ、ギター自体を溺愛しないタイプのギター弾きを多く見かけるようになり「?」と思っていたのですが、パパ(ペぺ・ロメロさん)に会った時、「同じ病気」なので、すっかり好きになりました。その後のお付き合いは、皆さんご存じのとおり。まあ、家族同様。ともかく重度のギター病は、互いにそれが分かるのです。
 また、我々「ギター病者」は、「演奏を磨かないギターコレクター」とはまったく違い、根本的に相容れない価値観もありますな。
 それは「ギターの良し悪し」の判断ですね。それはスペックについての評価。我々は、いくらスペックが良く高額でも、現場での実力がダメなギターは何をやってもダメなので、見向きもしませんが、「コレクターさん」は外見が良けりゃ飛びつくのですな。
 まあ、そんな話はまた今度。
 

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ブルーグラス・ギター

 今日は金曜日。私ペぺ田代は、ペペタスギター教室・埼玉・戸田公園校でのレッスン担当日です。最近、東京教室を始め各校とも混みあうことが多く、レッスン予約が取りづらい場合があって、ご迷惑をかけています。
 今日は、CDレビューとブルーグラス・ギターの話題。
 私がブルーグラスの洗礼を受けたのは中学1年の時。
 ドック・ワトソン(Doc Watson)の「ニューポート・フォーク・フェスティバル・ライブ」レコードを聴いて、冒頭の「ブラック・マウンテン・ラグ(Black mountain Rag)」の素晴らしいピッキングにショックを受けた午後。
 それによって「クロスピッキング」という言葉も知ったし、「テクニカルなギター演奏芸術」という、自分が生涯を掛けることになる世界に出会いました。
 このジャケット(写真)は、ドックのデビュー盤で、その名も「ドック・ワトソン」。もちろん、彼の看板になる「ブラックマウンテンラグ」(フラットピッキングによる)と「ドックのギター(Doc’s guitar)」(指弾きによるスリーフィンガーピッキング)、2曲共、初録音で、参考音源にお勧めします。

 ブルーグラスは、「速弾き」がひとつのテーマで、ピッキング名人がもてはやされるのは、ハードロック・ヘビーメタルなどと同様で(まあ、ギター全般そうかな)、この盲目の名手による「ブラックマウンテンラグ」は、ギターピッカー達の腕試しの曲にもなりました。
 今でも、私はレッスンにて、生徒の皆さんに、練習曲としてお勧めすることも多いです。
 中学の頃、盛んにコピー、練習したドックのことは、思い出も多いのですが、それはまたの機会に。
 もう一人の名手を挙げるするなら、トニー・ライス(Tony Rice)。言わずと知れた名手で、伝統的なブルーグラスからトラディショナル、そしてドーグミュージック(後述します)まで名盤を残すギタリスト。世界一有名なマーティンD-28を弾いている男としてのほうが有名だろうか?
 まずはギターの話。彼が使用しているマーティンD-28は1935年製。名ギタリスト、クラレンス・ホワイトが生前使用していた名器を譲り受けたもの。指盤はグレッチのものに交換され、サウンドホールが大きく口径を広げられた改造品。
 まあ、超有名なD-28の中でも、最も有名なギターでしょう。このモデルをもとに、マーティンもD-28CWというモデルを出していて、この写真がそうです。黒澤楽器店のHPから承諾をいただいて、転載しています。
 ちなみに、今度の5月3日のペペタス生徒さん発表会でも、Dー28CWで、それもハカランダ・モデルを使用する生徒さんがいますよ。そのギターは、GOOD!です。
 高くてもダメなギターがある中で、この個体はいいです。楽しみ。

 さて、私が一番好きなトニーのアルバムは、弾き語りで自己の愛唱歌を飾り気なく録音した「チャーチ・ストリート・ブルース(Church street blues)」です。
 素晴らしい歌と演奏に、好録音。喉の疾患から、美声を失ってしまった現在のトニーですが、このアルバムでは、カントリー・ブルーグラス・シンガーに共通の「通りの良い”あの声”」を聞かせてくれます。

 もう一枚は、ドーグの名盤、トニー・ライス・ユニットでの録音「バック・ウオーターズ(Back Waters)」。
 ドーグとは、ブルーグラスの腕達者達が、自分たちの作法でジャズを演奏したもので、独特のサウンドです。このアルバムには、コルトレーンがモーダルに吹きまくってジャズファンに浸透した「My Favorite things」を始め、スタンダードも収録されてます。
 このジャンルの、ひとつのシンボルじゃないかな。

 と言ったわけで、ペペタス・ギタースクールは、正真正銘、あらゆるジャンルに本格的でディープなのです。
 今度は又、違うジャンルについてご紹介したいですね!

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ペぺタス・ギター教室~行田校界隈の散歩

 私ペぺ田代は、今日、火曜日、ペペタス・ギタースクール・埼玉・行田校でのレッスン担当日。通常の予定通り、お昼前に行田教室に到着しました。
 今、行田教室のすぐそばの街路樹は「花水木」で、美しく咲き誇っております。盛りは過ぎてしまったけど、白とピンクが美しい。
 生徒の皆さんは、車での来校が多いので、しげしげと見る機会も少ないかと思いますが、日中のレッスンの方は、御覧になれますね。
 今年、私は花粉症の症状がひどかったので、散歩が出来なかったのですが、最近は随分と花粉症も落ち着いて、ほとんど感じなくなったので、散歩再開です。

 健康管理のためには、毎日1時間の散歩タイムは死守したいです。で、今日は昼休みをきちんと取って、散歩へ出かけました。
 忙殺されているうちに「藤」の盛りも終わってしまったのですね。あの甘い香りも、少しだけで残念!しかし藤は、蜂が多くて、近づくのが怖いです。

 いつもの水城公園入口は、緑のトンネルに入ってゆくような気分にさせてくれました。
 ポッカポカ陽気に、少し花曇の青空、最盛期を真近に控える緑と、マイナスイオンたっぷりで、心も落ち着きます。
 木陰の空気感、温度感は、ホッと心を休ませてくれますね。

 今日は、公園入口の「ツツジ」が満開で、最盛期。満開以上の「爛開」ですね!
 こちらは白ツツジ。明るい陽光に、眩しいほどの「白、白、白」。
 写真用語で言うと「被射界輝度域」超えてます。

 こちらは赤。向こうにピンクも見えます。しかし、花というのは美しいですね。散歩の折、目を楽しませてくれて、嬉しいです。
 定期的に同じコースを歩くと、花の開花状態で季節の移ろいを感じることも多いですよね。
 それにしても、「恨めしや、花粉症!」で、そんなもののために、散歩の楽しみが奪われるのは、まったくもって、癪に障るなぁ。

 モディリアーニの美に触れた後、自然の美しさにも包まれ、ハッピーです。今日、移動中に、無性に晩年のマイルス・デイヴィスが聴きたくなって聴きました。
 モディリアーニ同様、「線」が美しい!と思い、またまた勉強になりました。マイルスが吹くと、シンプルなブルーノート系のオーソドックスなフレーズでも、どうしてあんなに美しい「線」になるのか?と。

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モディリアーニ展~国立新美術館で興奮の午後

 私ペぺ田代は、今日はペペタスギター教室高田馬場校にてレッスンの日程。しかし、今日は午後、なんとか4時間程度の自由時間を捻出して(この時間を作るのに3週間以上かかった)、六本木の国立新美術館へ、モディリアーニ展を観に行きました。(なんで毎日こんなに忙しいのだろう?)
 モディリアーニは、昔から最も好きな画家!だから今回の規模には、非常に期待していて、早くから行きたかったのですが、全く時間が取れませんでした。
 美術館へは、東京メトロ千代田線の乃木坂駅からの直通通路で。そこに、この看板で、期待も高まります。

 良い企画展は平日でも混むのですが、週末よりは圧倒的に観やすいので、今日にしました。あと最低1~2回は観に行きたいけど、やはり平日にしたいなぁ。
 入口はこちら。作品の管理のため、館内は暑いので、入口を入ったところで上着とベストを脱いでリュックへ。スカーフも取りました。
 そして、いよいよ観始めてからは、めくるめく、あっという間の1時間半。時たま覗く腕時計の針に「えっ!もうこんな時間になってる!」状態。

 いやー、素晴らしかったです。興奮しました。作品の近くでひと通り観て、今度は離れて遠目でもう一度。あまりに嬉しくてニコニコウキウキで、「監視員に注意されるんじゃぁないかな?不審者だっ!て」と思っちゃった。1時間半、全く休まず、興奮したまま観続けました。終わってから、だいぶ足が疲れたな、と気付いたくらいの興奮状態。

 まあ、陳腐な表現ですが「最高です」。私はモディリアーニは結構、沢山観ているのですが、これだけの規模になると、初めてです。この素晴らしい企画に感謝したいし、「偉大な作品とその作者」に心からの敬意を表したいです。「真の美」に。
 ショップで、図録はもちろん、ポストカード(セットと、あとバラを多めに買い足して)を購入。ポスターがあれば、是非とも欲しかったのですが、無いのです。残念極まりない。また、「横たわる裸婦」がポストカード化されなかったのですね。権利関係の問題でしょう。残念です。
 ギター以外の買い物で、こんなに興奮することなんて、あり得ないのに、今日は「楽しい買い物」になりました。
 というわけで、喉が渇いたので併設のカフェでオレンジジュースを。屋外のテラスに出て、午前中の曇り空が嘘のような陽光とやや冷たい風に吹かれ、興奮した心をなだめました。
 近代的な美術館の外壁に、最も美しい季節に向かう緑が映え、青空とのコントラストを見せます。

 六本木の青空に、「素晴らしい午後の余韻」を堪能しました。
 油彩の名作群は期待通り(以上かな)ですが、デッサンでの珍しい風景画がすごく良くて、「あれが油彩で完成していたらどんなに素晴らしかっただろう」なんて思いめぐらせながら。

 「悲運の画家」展で「楽しい」「ウキウキ」「ニコニコ」だの、おかしいようですが、ここまでの「美しさ」に包まれると、主題や背景が何であろうと、ただただその「美」に圧倒されます。そして私は、そんなとき無性に嬉しくなるのです。
 音楽を聴いても同じ。そして音楽家、ギタリストとして、そこを目指して生きているわけです。
 しかし、今日、観に行けて本当に良かった!また行こう!今度は家内と一緒に行く約束なので、その日を楽しみに、レッスンに忙殺される日々を過ごす糧にしよう。

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きらりと光るギターソロ~リンダ・ロンシュタットのジャズアルバムから

 今日は日曜日。私ペぺ田代は、ようやく2週間ぶりの休みでほっと一息。ペペタスギター教室も、高田馬場・戸田公園・行田と全校定休です。
 しかし、生徒さんからのメールに返信や、その他、仕事に類することはこうしてやっているので、まあ、完全休養にはならないかなぁ。そして、ブログも書くのです。
 今日はCDレビューです。生徒さんには、レッスンの流れで「参考音源」として様々なCDをお勧めしますが、あまり私自身の現在聞いているものなど紹介しないので。皆さんに「何聴いてます?」とよく聞かれるし。
 
 リンダ・ロンシュタットが2004年にジャズの名門レーベル「ヴァーブ」から出した「Hummin’ to Myself」。
 彼女は、私の尊敬するネルソン・リドルと80年代に3枚のジャズスタンダードアルバムを出していて、これはその最終作1986年以来の、久々のジャズアルバムですね。
 選曲、アレンジとも素晴らしい。センス良いです。本物の音楽。
 演奏も、腕達者な人が集まってます。アレンジが、それぞれのミュージシャンの特色が出るように配慮され、そこも素晴らしい。

 で、ギターの話ですが・・。私が昔、レコーディングで歌バックをし始めた頃。
参考音源で、何か聞かなければ!と思った時、自分のコレクションは、あまりに「ギタリストのリーダーアルバム」が多く、またそれが、8、または16小節のコンパクトなソロをプロットする参考には、全く直結しないことに驚きました。
 で、他の楽器のリーダーアルバムに参加するギタリストの「短いソロ」を研究しなければ、と思い、そんなことを切っ掛けに、購入する音源が大きく変わりました。
 で、このリンダのアルバムの3曲目「Cry me a river」。このスパースタンダードに、ジャズ・セッションギタリストの超ベテラン「ボブ・マンBob Mann」の素晴らしいソロが入っています。
 ブロークンコードを高音からの逆スウィープで入れたり、オルタードでフレーズを締めくくったり、気分を変えてブルースフレーズを適度にちりばめたりと、心憎いばかりで、「こんなソロが弾けるようになりたいなぁ」と、ほれぼれします。
 このベテランは、沢山のアルバムで聴いているのだけど、このソロは出色ですね。短い時間にエッセンスを詰め込み、見事な構築感を紡ぎだす、ボーカルバックの名ソロと言って良いでしょう。
 若いギタリストたちにも、こういう「本物の素晴らしさ」をコピーして欲しいと思います。
 昨年、携帯をauに変えてから、CD音源を携帯に入れて、通勤時に電車で聴き始め、このアルバムにも再会して、聞き惚れている今日この頃です。
 ちなみにこのCD1曲目「Till him I said Hello」は、私はこのアルバムで知ったのですが、すっかりお気に入りになった、佳曲。センチメンタルで、もの静かでメロディック、リリカル。まさに私好みの曲でした。
 鹿に指を噛まれて、爪がダメになってしまい、しばらく(爪が回復するまで)クラシックギター演奏が出来ないことから、「ジャズへの回帰」の波に乗っているペぺ田代。
 「ひょんなことから」とは思えません。鹿島神宮で、神様が導いて下さったのだと思えてなりません。
 なので、最近は「演奏活動でも、全ジャンル弾く」ことに戻りました。まさにリンダのこの久々のジャズアルバムの如く、20年に近い月日を経て。

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サバレス弦はフランス・リヨンの大企業

 今日は、ギターの弦の話です。最近の諸物価値上げの波は、サブプライム問題に一端を発する、投機マネーの「あさましき」狂乱ゆえですね。
 20世紀最大の実験は「共産主義」と言われ、そしてそれが「崩壊・瓦解」するのを我々は経験してきました。
 そして今、「資本主義にも限界があるのだ」との認識が広まり、そして「その限界」に起因する多くの問題が世界を席巻し、「誠実に生きたい人達の生活」を大きく揺らしています。
 ギター弦は消耗品なので、定期的に交換するわけで、まあ、感謝しつつ使っていますが、この世界にも値上げの波が来るでしょう。前置きはこのくらいで。。
 私ペぺ田代は、フランス・リヨンに本社を置く「サバレス社」の弦を愛用しています。社長のベルナール氏と親しくなれたので、毎年、氏が東京へ来日する折に、弦を譲ってもらったり、意見交換したり、おしゃべりしたりしています。
 まあ、一応、 Pepe Tashiro is suported by SAVAREZ Strings ということで。 
 サバレスは、歴史ある弦メーカー(テニスのガットでもおなじみ)で、ことクラシックギター弦の世界では、古くから「アメリカのオーガスチン社」と2大メーカー。
 で、まずはクラシックギター弦の話から。
 高音弦で、研磨弦です。現在、正式には、日本に輸入されていません。私はベルナール氏から直接もらいます。商品名は「520Jシリーズ」。ラベルは「黄色」です。スーパーハイテンション。
 パパ(ペぺ・ロメロさん)愛用の弦です。明るく伸びやかで、実に好ましい音色です。実によく歌うし、素晴らしい。唯一の欠点は、音色変化の鋭敏さが若干少なめ、かな。私は、もう何年も、高音弦はこれ一筋です。

 低音弦は「コラム」シリーズ。こちらは普通に日本で売ってます。張りが強く、音量が大きく、音色は太く、かつ切れ込みもシャープで、明るいです。
 上記の「黄色」と組み合わせると、「素晴らしいテノール歌手」のようなサウンドです。この「コラムの低音と黄色の高音」の組み合わせが「ペぺロメロ・スペシャル」。
 唯一の欠点は、弦長660mmのギターに張ると、5弦のみ「テンションが緩い」感じになること。パパも言ってる。

 それをベルナールに言ったら、低音弦をこれに変えてみてくれ、とのことでもらったのが、「HTクラシック」。
 良い低音弦ですが、初めて張ってみた頃に、私は鹿に右手薬指を噛まれて(この部ブログでも紹介した鹿島神社での時)爪がダメになってしまい、クラシックギターが弾けないので、残念ながらシビアなステージ、レコーディングでは未使用で、ハッキリしたことは言えませんが、コラムよりクリアで、分解力が高い感じ。でも、シビアな仕事で、何度も使用してみないと、真価はわかりません。

 サバレスは「ジプシージャズ御用達」の「ARGENTINE弦」でも有名ですが、昨年、新たなエレキ弦シリーズを発売しました。日本に輸入されているかどうかは、未確認です。とても良い弦で、私は仕事でのジャズギター演奏に常用しているので、紹介します。
 大体、鹿に噛まれてから、ピック弾きじゃないと、シビアな仕事はできないから、何十年振りで、ジャズな日々を過ごしている今日この頃のペぺ田代。
 ラウンド・ワウンドの「ニッケル・エッセンシャル」シリーズ。私は012~052のへヴィーゲージをフルアコに張ってます。
 パワーがあり、太く厚めで、伸びやかなリッチサウンド。音程も良く、強度も高いです。私は、最近のアメリカ製の弦が「劣化が早くなり、音も過剰にブライト」になる傾向に非常に不満だったので、この弦は、実に嬉しかった!
 ロック用の細い弦のセットは、まだ試していないけど、きっと同様でしょう。良いと思います。唯一の欠点が「太い弦で、若干倍音構成にうねりが出る傾向」が見られます。張り上げるとき、絶対にねじれないように注意が必要だ。

 ラウンド・ワウンドの「ニッケル・エクスプロージョン」シリーズは、ノーマルなバランスを狙った「エッセンシャル」に対して、高音、高次倍音の出方、つながり方を強調した弦で、ぐっと上品に高音が伸びます。両者は大きく個性が違います。
 中高音から高音まで、全く穴がなく、スムーズにつながっています。上品で、なり方もまとまっている感じ。バランスが良いです。エグミも全くなし。
 11月のステージはこの弦を使用しました。

 全部、とても良い弦なので、皆さんにお勧めしたいですね。ところで、ベルナール氏に前回もらったお土産が、この小鳥の置物。リヨンの田舎で、職人が伝統的な工法でのんびり作ってる、手作り品だって。CD棚に飾ってます。

 ベルナール氏が「夏においでよ。一緒に、近くのビーチで週末を過ごそうよ」と誘っていただいているので、ぜひぜひ行きたいところですが、実現するのはいつになる事やら?
 フランス、行きたいなぁ~。
 ちなみに、サバレス弦のサイトはこちらです:
http://www.savarez.fr/corde-savarez.html
 

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ボランティア演奏に活躍する生徒さん

 今日は久しぶりに、ペペタスギター教室の生徒さん紹介です。
 行田教室に通っている渡辺さんです。
 渡辺さんは、弾き語りで活発にライブ活動をしています。屋外ライブやボランティアでの演奏活動など、「ギターと音楽」という趣味を、「社会と関わる」側面でも、大いに役立たせています。
 弾き語りのイントロや間奏の充実が望めるため、ソロギターのレッスンも多いです。

 行田市在住ですが、勤務地は上尾。上の写真のように、一旦帰宅してから来校の時や、この写真のように職場から教室へ直行のこともあります。
 活動範囲が広い人で、屋外ライブなどでは埼玉から、千葉、東京。ボランティア演奏では、埼玉県内広くで、JR高崎線ラインを離れて、東松山などなど、方々で活動しています。
 行田だと、近隣の楽器店やライブハウスなどは熊谷ということになりますね。しかし、本格的なクオリティーを求めるギターファンは、ペペタス行田校まで足をのばしていただいています。

 渡辺さんは、ボランティア演奏として、埼玉県各地の知的障害者施設で「弾き語り」を頼まれたりして、定期的に続けています。施設の方も、「普段、部屋に閉じこもりがちだった人が、演奏時に、皆に加わって一緒に唄ったりと、”参加”が出来た」など、その効用を実感されているそうです。
 この写真は「障害者交流センター」主催のイベントにて弾き語りを務めた時の模様です


 自分が演奏することで、人様のお役にたてることは、素晴らしいことですね。音楽とは「人が人へ伝えるもの」ですから、まさに音楽の在り方の原型ですね。素晴らしい。
 特にギターが役に立つのが、最高に嬉しいことです。
 こういった活動を頑張っている方は、応援してあげたいですね!
 もちろん、施設の皆さんからのリクエストにこたえることも重要。よくリクエストされるのは:
「川の流れのように」「上を向いて歩こう」「翼をください」などが多いそうで、長渕剛の大ファンな渡辺さんは、イントロや間奏で、ギター弾きつつのハーモニカも披露で、見事なもんです。
 4月から仕事が繁忙になってしまったため、5月3日の発表会へは、参加未定ですが、もしも出演だと、一番上の写真で持っている「松井邦義スチール弦モデルKM-FTS」の美音が聴けますよ。ぜひ出演してほしいものです。

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大阪・豊中は服部で大野先生と

 自由学園明日館での演奏を終えて翌日の日曜日、午後に「家内の父が急逝した」との電話が入り、てんやわんやとなりました。ともかく出来る限りの準備をして、夜の新幹線で大阪へ向い、通夜から告別式と、バタバタと過ぎました。
 したがって、ペペタス・ギター教室の私ペぺ田代が担当するレッスン予定(高田馬場校・埼玉行田校)は、月曜から水曜日一杯、急遽取りやめ、延期となり、生徒の皆様には、大変ご迷惑をおかけしました。
 家内の実家から阪急電車ですぐ近くの「服部」に「大野ギター音楽院・服部本校」があり、校長の大野朱美先生とは、以前から親しくお付き合いさせていただいています。
 今日も時間を見つけご挨拶に伺い、15分ほどですがお会いできました。大野先生は実に素敵な方で、一杯ご一緒させていただくのは、私が大阪を訪れる折の大きな楽しみの一つです。
 記念撮影に一緒に写ってもらいました。ブログ掲載も御快諾いただきましたので、喜んでアップです!

 縁というのは不思議ですね。家内と結婚したことで、思いもしなかった地域との縁が出来ました。大野先生の教室エリアも、家内の実家と近いので(歩いても行ける)縁が深いのだなぁ、と思います。
 故人となった義理の父とも、今生の別れとなりましたが、縁が深かったのですね。しかし、誰かを見送る時は必ずですが、「良い想い出しか去来しないし、感謝の気持ちしかわかないもの」ですね。
 家内の実家から歩いてゆける範囲に、駅が3つもあって便利です。そのうちの一つ「地下鉄御堂筋線の東三国」駅を降りて、すぐに、たこ焼き「タコたこ」があり、私はそこのタコ焼きが大好きです。今回も、生ビールと一緒にいただきました。

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自由学園明日館 夜桜見学会でペぺ田代演奏しました

 4月5日(土)池袋・自由学園明日館において開催された「夜桜見学会」にて、私ペぺ田代が、「ペぺ田代プレイズ・エレクトリック」と題して。ジャズを中心にポップス、Jポップなどを演奏しました。
 夕方6時から9時まで、合計3回のステージで、美しい建物、そしてライトアップされた桜に包まれ、リラックスした演奏を楽しんでいただきました。
 私は、こんな感じで、フランクに、リラックスしたセッティングでのエレキギター、ジャズ演奏は、実に久しぶりで、現役のジャズマンだった頃以来だったので、かれこれ20年ぶりくらいだったです。
 まあ、やってみて、「楽しかったなぁ」というのが正直な感想です。ぜひ、今年からはこういった演奏の機会を積極的に増やそうと思っています。皆さんも、ぜひ、気軽に出前演奏をオファーしてくださいね!

 私は演奏でなかなか、景色を楽しむ余裕はなかったのですが、終演後、ゆっくりチェリービールを飲みつつ、堪能させてもらいました。窓から映る美しい夜桜は、なんとも素敵でした。こんなにリラックスして、静かに、そして品よく桜が楽しめるのって、貴重ですよね。もう、最高ですね。毎年弾きに行きたいものです。昨日、演奏を聴いていただいた皆さんが「ペぺ田代が良かったから。また聞きたい」と言ってくれれば嬉しいです。ぜひ、主催者様にもリクエストしてくださいね。

昨日演奏した曲目や、演奏内容についてもコメントしたいのですが、時間が取れないので、また後日に続く、とさせてもらいます。どうぞお楽しみに。
 最後に私から、すごく素敵な時間を共有できた、温かい聴衆の皆様に、心からの感謝を。どうもありがとう。

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自由学園・明日館・桜見学会でのギター演奏

池袋・自由学園明日館で開催中の「桜見学会」も、4月5日(土)の最終日が近付いてきました。
 私ペぺ田代が、ギター演奏をしますので、ぜひ遊びに来て下さい。曲目や詳細などは、前に書いた私のブログをどうぞ。
http://pepetashiro.jugem.jp/?day=20080319
 イベントの詳細は、明日館HP内「桜見学会コンテンツ」をご覧ください。下記にアドレスを併記しました。
 で、このイベントは、重要文化財である美しい建物、そして桜咲く芝生の庭で、ゆっくりグラスを傾けたり、お茶を飲んだりで、素敵な時を楽しもう、という企画です。
 http://www.jiyu.jp/news/2008sakura/(コピー&ペーストでどうぞ)

 今日、私ペぺ田代はペペタスギタースクール高田馬場教室にてレッスンでした。今日は久々の好天だったので、早く家を出て、花見がてらの散歩を楽しみました。
  有楽町線の江戸川橋駅で降りて、神田川沿いを、椿山荘前を通り、早稲田を抜け高田馬場へ向う道。ここは、もう桜のスポットで有名です。まあ、私のいつもの散歩コースでもあるし、桜が残っていればいいな~、と思い出かけました。
 すると、散ってはいるけど、まだまだ満開。華やかな風景が堪能できました


 風に吹かれての「桜吹雪」。美しいです。その風景を基に、私が作曲し、私のCD「遠い日のソナチネ」に収録した「春の組曲~第4番”風に舞う花びら”」そのものの世界。ぜひCD買って、聴いて下さいね。ペペタスHPのウエブショップでどうぞ。
 可憐な花びらが、川面を風に翻弄させるが如く、踊ります。桜は、咲くも誇るも、散るも美しいですね。


 椿山荘辺りの「しだれ桜」が、青空に美しいです。「そめいよしの」の色と違って、桃色ですね。
 写真を撮っている方も多かったから、この写真とほぼ同じカットが、大量にネット上にアップされてることでしょうね!


 お隣の「新江戸川公園」。一年を通して美しい、この庭園も桜が咲いています。ポッカポカの陽光に、池のカメも、甲羅干ししてます。見えますか?画面右下のほうの、小さい岩に何匹か、いますね。

 桜の枝に寄って、しげしげと見れば、だいぶ葉桜です。
 しかし、まだ何とか、土曜日の晩くらいまでなら、持ちそうですね。丸坊主にならず、なんとかなりそうな気配です。

 土曜の晩、ぜひ、ペぺ田代の久々のジャズ、ポップスをリリカルに奏でるギターを、差散る行く桜とともに楽しみに、自由学園明日館まで、お出かけ下さい!

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