ミーティングの一日

JUGEMテーマ:ワイン

 今日、私ペぺ田代は終日、各所でミーティングで、ペペタス・ギター教室高田馬場校でのレッスンはお休みになりました。今日の話題は、演奏のご案内と、おいしいワインの話。
 今日、午後2番目のミーティングは、池袋にある、私の大好きな建物、フランク・ロイド・ライト設計の重要文化財「自由学園 明日館」にて、演奏のオファーをいただいたので、その打ち合わせ。
 写真は、企画担当の甲斐さんと、美しい午後の光に記念撮影しました。私が横に広いのではなく、甲斐さんが狭いのです。念のため
 3月末~4月頭にかけて、明日館主催のイベント「夜桜見学会」にて、演奏することに決定しました。これは、素晴らしい建物に夜桜を、おいしいビールと共に楽しもう!というイベントで、季節ごとにテーマを変えて定期的に開催されています。詳しくは、右欄外のリンクからご覧ください。
 私の演奏日程は4月5日(土)夕方6時~になりました。「ペぺ田代プレイズ・エレクトリック」と題し、おなじみのポップスなどをエレキギターで演奏します。詳しくは、日程が近付く中、このブログで何度かご案内します。

 次は桜木町で、音楽プロデューサーのK氏と、長丁場のミーティング。桜木町駅を降りて、青空に「みなとみらい」が見えます。本当に今日は光が美しく、目に楽しいです。気分も良いですね。
 2時間以上、じっくりと話しこんで、気が付くと、外は夜。K氏と一緒に一杯です。


 グルメのK氏とご一緒させていただく時はいつも、店から飲み物から、セレクトはすっかりお任せで、大変楽しみにしています。
 聞くと、最近は「ワイン持ち込み」をよくなさっているそうで、今日は、私のために「ブルゴーニュの1997年」を持参いただいたとか。
 いきおい、美酒に釣られて、足取りも素早くなります。

 店は、桜木町駅から程近い「野毛小路」飲食街にある「大黒屋」さん。ウナギ、てんぷらを中心に、季節の魚が揃い、実に良い食材が堪能できました。どの料理も雑味が無く、すべてがおいしかったです。
 用意いただいた「ブルゴーニュ」とも実に良く合い、興味深い会話とも相まって、楽しいひと時が、あっという間に過ぎました。

 突き出しに「イカ、エビ、タケノコのアボガド和え」。これがおつな冷菜でした。
 「スモークサーモンと水菜のサラダ」に「畳イワシのチーズのせ焼き」。
 写真に撮るのを忘れましたが「カンパチ刺身」「鳥の山椒焼き」「ウナギ白焼き」など。どれも、結構な味でした。値段も安い!

 1997年は、南ヨーロッパを中心に、大変に暑い夏で、スペインでは熱射病で亡くなった方も多かった年。私はその夏、スペイン・アンダルシアにいましたが、すさまじかったです。セヴィーリャで昼間、48度だったな。まあ、要するにこの気候のおかげで、秋にブドウが素晴らしく実ったわけです。
 で、今日のワイン、素晴らしかったです。初めは細身に感じますが、時期に空気になじみ、柔らかい香りに、スパイシーな後味も加わり、ゆっくりと香りを楽しみつつ、「飲む」というより「吸う」感じ。
 古典落語「猫の災難(犬でやる場合も多い)」に「酒は飲むより、吸うほうが効くな~!」といったくだりがあるけど(小さん師匠バージョン)、そんな感じで、気分良く!
 飲み終わる頃には甘味がぐっと増して、濃厚さも楽しめました。K氏と共に「いつまでも吸っていたいですねぇ」と、舌なめずりをしつつ。

 こんな感じで、皆さんにも、気分だけはおすそ分けです。ハッピー!

猫の日によせて

JUGEMテーマ:にゃんこ

 今日は日曜日で、ペペタス・ギター教室は定休日で、私ペぺ田代もお休みです。昨日、高田馬場教室でレッスンしていましたが、風邪がぶり返したのか、昼頃から気分が悪く辛かったです。帰路も、今日同様の冷たい強風で、大変だったです。皆さん、体調管理はいかがですか?
 体調が良いと、休みの日曜日は、特に予定がなければ、家内と家の近くを1~2時間くらい散歩します。私は現在、埼玉県戸田市に住んでいて、埼京線開通に合わせ開発が進んだこのエリアは、「街」としての歴史がない分、散歩コースもつまらないですが、唯一、気分良いコースが「荒川の河原」コースなんです。
  
 今日になって知ったのですが、2月22日は「猫の日」だとか。なので、今日の話題は、「河原のネコ」。
 ここに掲載した写真は全て、昨年1月に撮影したものです。私は散歩の折、この猫達と遊ぶのを、すごく楽しみにしていました。彼らは、河原に住んでいたホームレスの人に飼われていた猫達で、可愛がられていたせいか、人を怖がりませんでした。
写真は、「私の呼びかけに、集まってきたところ」です。

  この猫達は、清潔にされていて、健康状態も毛並みも良い猫ばかりでした。
 次の写真は、みんな揃って、まずは私の周りを、グールグル。私は、家内に「猫つかい」と呼ばれているので、猫を遊ばせるのは、おてのもの。
 カラスに白、三毛に茶トラ、キジトラなど、いつも10匹位出てきました。特にカラスの「クロ」が私によく懐いていて、一団をリードして出てきます。クロは、まずは率先して遊ぶけど、他のみんなが遊び始めると、一歩引いて見てました。正にリーダーの性格を持った、立派な奴でした。
 猫もみんな、それぞれ性格が違って楽しいです。飼い主のホームレスの人も、「よろしく遊んでやってください」と言っていたし、まったくもって、散歩の楽しみでした。

 みんなに「ズボン登り」の芸を仕込もうと思って、やっている写真です。猫を疲れさせるのは、何といっても「ジャンプ」なんだそうで、運動不足を一気に解消!
 まだまだ子猫だった雄猫は、もうジャラシに我慢できず、すぐに飛びついてきました。まったくもって、かわいいもんです。すぐに、何匹も「ズボン登り」大成功となりました。楽しかったな。
 それが、ある日を境に、この猫達も、ホームレスさんも、その人の小屋も、コツゼンと無くなってしまったんです。心配だし、非常にがっかりしましたが、他のホームレスさん達に、「あの人と猫達はどうしたのか?」と聞く気にもなれず、そのまま今日に至ってしまいました。
 今でも毎日、電車の窓から、いつも彼等がいた辺りを、目で探してしまいます。

 猫にとって何が幸せなのか?、と考えてしまいました。行田教室では、キジトラの「ロビやっこ」というのを飼っていますが、暖かくヌクヌクと、しかし去勢、管理されて生きるのか、明日のわが身も知れず、外で思いのままに生きるのか、と。
 単純な問題ではありませんね。答えも無いし、まあ、人生問答と同じこと。でも、まあ、猫と遊ぶのは、私にとって、すごくハッピーなことだし、きっと猫も楽しいのでしょう。だから、その時間を共有できるのは、人生をハッピーにする「ファクター」であるのは間違いない。
 皆さんも、出来ることなら、ギターと猫を正しく愛して、社会と共存して、ハッピーライフといきたいものですね。
 中央手前のカラス君が、一番仲良しだった「クロ」です。その後、どうなったのやら・・。

 ちなみに、家内が書いたブログ「ペタカメ・ブログ」にも、違う日のこの猫達の紹介があります。ペペタス・ギター教室HP(右欄外にリンク)のトップページ中央下段からのリンクです。ご覧ください。

氏神様と神社、おふだ

JUGEMテーマ:旅行

 今日はペペタス・ギター教室、戸田公園教室でのレッスン日。昼休みを利用して、散歩に出ました。素晴らしく良い天気で陽気も暖かく、私の風邪の具合も良くなってきたので、出かけました。
 昨夜、高田馬場教室から戻ると「埼玉神社庁」から封書が届いていました。開けてみると、先日申し込んだ「おふだ立てプレゼント」に当選したので、「おふだ立て」を送って頂いたもので、ご親切にも、私が併記していた質問への回答も同封されていました。ありがとうございました。
 で、質問ですが、それは「おふだ」はどこで求められるのか?と、氏神様はどこですか?という2点。
 で、おふだをわけてくださる神社は、蕨市の「和楽備神社」様ということで、まずはそちらへ向かいました。
 天気が良く、やや汗をかきつつ、気分良く歩きます。私は、蕨のこの界隈を歩くのも初めてなので、古い町並みや商店街の規模にもビックリしました。古い史跡なども多いようで、また今度、ゆっくり散歩したいと思いました。
 蕨市役所の並びに「和楽備神社」はあり、なかなか立派で歴史ある神社らしいです。境内に入ると、清らかな空気に心も和みます。事前に電話でお願いしてあったので、社務所ですぐに、おふだを頂けました。お参りをして帰路へ。

 その足で、氏神様の「氷川神社」へお参りしようと、裏道を歩い行くと、何度か道に迷ってしまいましたが、好天のおかげで気分良く歩けました。途中、帽子を落としてしまったのに気づいて取りに戻ったりと、やや手間取りましたが、無事こちらの氏神様「氷川神社」へも参拝をすませ、気分もスッキリ。神社の参道脇の「すすぎ場」では、少し春めいた日差しの中、子供たちが元気に遊んでいて、かわいいもんでした。「おじさん、神様に来たの~?」と尋ねられました。まだまだ「舌足らず」で可愛かったな。で、仕事があるので早速帰路へ。

 で、早速おふだを「おふだ立て」におまつりしました。この「おふだをおまつりする作法」ですが、実は先日まで知らなくて、たまたま目にした「江原啓之」さんの著書で知りました。で、それにのっとって、おふだを2枚、頂戴しないといけないのが分かり、「おふだ立て」を頂戴したのを機に、早速、今日の散歩となったわけです。
 その作法とは、御覧のように、おふだを3枚重ねておいていますが、それには順番があって、
(1)伊勢神宮のおふだ「天照皇神宮」
(2)地域の氏神様のおふだ
(3)自分の崇拝する神社や旅先で求めたおふだ
の順にするのだそうです。わたしは、全く知りませんでした。

 毎年、初詣をし、散歩中にはしょっちゅう神社にお参りし、挙句に境内の御神木に手を触れて「邪気を吸い取ってもらい、良い気を頂戴している」などなど、毎日の生活の中で、沢山、神社にお世話になっているのにもかかわらず、40年以上生きていて知らなかったとは、まったくもってお恥ずかしいかぎり。
 しかし、これを境に知ることができ、またこうして、ギターファンの皆さんにもご報告がてら、周知できたので、良かったです。
 ちなみに、氏神様は、神社庁で教えてもらえます。各都道府県にあるようです。HPもあるので、検索してみればすぐにわかりますよ。
 みなさんも、身近な神社を散歩の通り道にして、心を洗ってみましょう!

俳優を目指す生徒さん 田村良太君

JUGEMテーマ:音楽

 今日もまた、ペペタス・ギター教室、高田馬場教室からの生徒さん紹介です。今日紹介するのは、俳優を目指して活躍している「田村良太」君。
 田村君はアメリカ人のお父様を持つハーフで、そのテネシー出身のお父様の影響で、幼少の頃から自宅で、カントリーやジャズに親しんできたバックボーンがあります。
 当教室に通っている目的の一つは、【「自分のルーツ、バックボーンであるジャズやカントリーや、アメリカの古い音楽」を本格的に学び、「本物のフィーリング」をもってパフォーマンス出来るよう取り組む】ことです。
 また、もちろん彼が受ける様々なタレント・オーディションなどでの自己PRで、そういった部分をアピールで出来ことも、目標のひとつでしょう。
 「恋人よ、我に帰れ!Lover come back to me!」「愚かなリし我が心My foolish heart」「スターダストStardust」などの往年の大スタンダードを始め、「テネシーワルツ」などのカントリースタンダードも、彼の手の内に収まったレパートリーになりました。「スイングSwing」、「黒人のノリ」にじっくり取り組んだ「ギターカッティング」にのせての弾き語りは、カッコイイです。
 最近は、ブルース、ロックのアドリブに取り組んでいて、この写真はそのレッスン中のカットです。

 彼はすでに、いくつもの仕事をこなしているので、どこかで彼を見たことがある人も多いと思います。
 「再現VTR」やCM、映画、ドラマの出演から、カットモデルとして雑誌を飾ったりと活躍中です。音楽好きな人は「175R(イナゴライダー)」というバンドのヒット曲「ハッピーライフ」のプロモーションビデオでの田村君を目にしている方も多いのでは?
 将来は俳優として活躍できることが、彼の目標だとのこと。

 この写真は、昨年6月、池袋・自由学園にて開催した「ペペタス・ギター教室、発表会」での写真です。
 このステージに向けて、私ペぺ田代が田村君に目標として要求したのは、「音で空気、雰囲気を作れること。したがって【映画の一場面であると思って、演じてください。演出もしっかり自分でプロットして下さい。】」ということでした。
 どんなジャンルでも、「本物は、初めの一音で会場の空気を一気に変えてしまい、その雰囲気に聴衆を引き込んでしまう」からで、役者志望の彼には絶対に身に着け、磨いてほしい重要な能力、スキルだし、まさに「本物の有能な俳優」には絶対必要な要素だからです。

 もちろん、彼は熱心に取り組んで、素晴らしい成果を見せてくれました。いつでもコツコツと、真摯に努力する姿勢は、「すでに一流」と思わせます。これ、重要なんですよ!アマチュアの時に「3流のアマチュアは、3流以下のプロにしかなれない」のですから。一流のプロになった人は、アマの時から一流の取り組み方をしています!
 彼には11月に開催ている「ペぺ田代コンサート」でも、たびたびオープニングアクトとして出演してもらい、大いに花を添えてもらっています。
 またちょくちょく、彼の活躍をご紹介します。お楽しみに。

JUGEMテーマ:ギター教室

定年とギター、リューマチとギター

JUGEMテーマ:音楽

 今日も生徒さんのご紹介です。ペペタス・ギター教室行田校に来ていただいている渡辺さんです。先日ご紹介した加藤さんと年齢的、状況的にかぶるのですが(団塊世代)、お二人とも、この度のペペタス・ホームページの更新にて、「シニアページ」「生徒さんの声」で取り上げさせて頂いたので、連続してのご紹介とさせていただきます。
渡辺さんは、60歳で定年退職を迎えられ、その機に会社から強く慰留され、現在も会社に勤務なさっています。多いパターンですよね!これだけスキルのある人材を、定年前に比べると、安い人件費で活用できるわけだから、なかなか簡単に会社を辞めさせてくれないわけです。
 渡辺さんに「生徒さんの声」へのご協力をお願いしたところ、「熱いギターへの想い」を綴っていただきまして、HP内にて紹介させていただきました。ぜひご覧ください。
 この渡辺さんのように、結婚、子育て期、会社内での責任&仕事の増加で、趣味から遠ざかってしまった方々が、非常に多いのではないでしょうか?

 定年を間近に迎えられた頃、ギターを本格的に再開なさりたいと、ご入学いただきました。若い頃、大分熱心にギターを練習なさったご様子だったのですが、悪い癖があって、「越えられない壁」に長い年月、苦しまれたようでした。
 この「悪い癖」は、渡辺さんが熱心に取り組まれたころに「覚えた形」で、その時代では「一般的な形、演奏方法」だったのですね。それで「いまだにうまく弾けない」という、そういう方が多いです。
 で、渡辺さんには、フォームの修正をはじめ、正しい押さえ方動作認識など、根本的なソフトからインフラ整備に取り組んでいただいたところ「長きにわたって越えられなかった壁」は、半年もかからず、いとも簡単に超えました。
 ペペタス・ギター教室に入学なさる前に、【他のギタースクールさんで熱心に習った経験があり、「越えられない壁」に悩んだ】かたが、多いのですが、そんな皆さん全員、当校にて、半年以内にその壁を超えています。
 そして皆さん、レッスンの折々に「前の教室では、こうしてはいけない、こう弾いてはいけない、と言われていたが、本当にこうして良いのですか?」とおっしゃいます。
 この皆さんは、「一定期間、熱心に取り組んだのに成果が出ないのは、あなたのせいではなくて、手口、方法が悪い」という当たり前を、なぜ軽視されるのでしょうか?
 このように、真面目な取り組みをなさる方ほど「自分の練習が足りない」と考えがちなのですね。皆さん、是非考え直してください。3か月努力して効果が出ないのは、あなたのせいではありません。うまく弾けない方法で、いくら努力して練習しても、決してうまく弾けるようにはなりません。
渡辺さんは、近年、リューマチに苦しまれています。手、指に痛みが出たりしているなかでのギターへの熱心な取り組みに、頭が下がりますし、人生経験豊富な渡辺さんを尊敬もし、私のほうこそ色々と学ばせて頂いています。で、私も渡辺さんも「ギターを弾くことがリハビリになる」ことを確信していて、手の状況を注意深く観察しながらレッスンを進めています。担当医も「無理をしない範囲なら歓迎すべきこと」と判断しているようだし、第一、正しい動作理論に基づいての演奏行為~運動ならば、「痛むわけがない」のですから。
 また、定年を機に「残りの人生を共にするギターを新調したい」とのご希望で、東京・町田のギター製作家「松井邦義」さんにお願いして、オーダーメードでギターを作りました。この写真が、その愛器です。

 渡辺さんは、毎年11月に、学生時代の友人が集まる旅行があって、楽しみになさっているようです。昨年は、ギターを持参し「ターレガの”アラビア風奇想曲”」を発表し、ヤンヤの喝采を浴び、「来年は”アルハンブラの想い出”を弾いてくれ」とのリクエストを頂いたとのこと。よって、現在、トレモロの特訓中ですが、もちろん、その段階として「アルペジオの動作認識」から入り、体系的に取り組んだいただいています。
 ペペタスでは、生徒さんのご希望に応じて「何月何日にこれを弾くので、なんとかしてください」といったようなリクエストにも応じていますが、しょせんは「付け焼刃」の突貫工事。長い目で見たら、やはり大事なことをお伝えしがたいわけですから、あくまで「応急処置」ですね。渡辺さんは「アルハンブラの想い出」に関しては、11月までじっくり時間をかけて取り組む気になっていただいているので(実際にはそんなにかからないと思いますが)、じっくりやってます。
 やはり「アルハンブラの想い出」は、クラシックギターを愛好する者にとって、重大な曲なのですね!皆さんも、本質にしっかり取り組んで、上達してください。

JUGEMテーマ:ギター教室

塚田さんのマーティンOM-42

JUGEMテーマ:音楽

 一昨日に引き続き、塚田さんのギター紹介です。早速、塚田さんからコレクションの写真を送っていただきましたので。
 今日もマーティン(Martin)ギターの紹介で、モデルOM-42です。
 「OM」(オーエム)モデルは、「D」(ドレッドノート)より小ぶりの「000」(トリプル・オー)と同じボディーに、Dスケールのネックを付けたもので、ネック幅がやや広め。ペぺ田代が数多いマーティンのラインナップ中でも、最も実用性が高いとお勧めするモデルです。
 もちろんOMには、18,28,35,42とラインナップがレギュラーで用意されています。もちろん、それぞれ魅了がありますが、この42が最高のバランスだと思います。 特にこの塚田さん所有のOM-42は、私が見た数多いマーティン・ギターの中でも、突出した「超大当たり!!!!!!」個体です。

 OM-42は、見た目がきらびやかでゴージャスですが、音も材料の素性から来る「目の詰まった、比重の高い芯の強い音に、きらびやかで華麗な倍音がミックスされた素晴らしいギターです」。
 【ハズレ】の割合は、そんなに多くないけど、【当たり】も少ないです。まあ、平均点が多い。で、その平均点個体の特徴は、「過度にきらびやかで、第一印象は良いけど、ステージでボディーの底から鳴らすと、芯が強くなく、遠鳴りがたいしたことない」という感じ。手元でゴージャスに鳴るので、それを気に入っていて、「私のOM-42は最高だ!」という方も多いのですが、先日も書きましたが「シビアなシチュエーションで実力を比べると、ハッキリとわかります」。
 モデル42も45などの「きらびやか、ゴージャス、キラキラ系」のモデルで注意したいのは、「材料の比重が高いのだから、最初からそう簡単には鳴らない」というのを理解することと、「きらきら感によって、音像の芯の強さ、太さを見失わない」ことですね。
購入時に、十分注意したいです。

そして、この塚田さん所有のOMー42は、ひとつの理想形ですね、アコースティックギターの。ここまで個体的に【大当たり】するのは1~2年に1本程度だそうです。(私もそう思います)
 実は、このギターは店頭に並ばないで、「輸入→検品→ペペタス・ギター教室へ電話でお知らせ」、という経路を通りました。それは、私が「良いものが入荷したら、すぐに知らせてください。モデルは何でもいいから」とお願いしてあったからです。で、弾いてみて、即決。個体的に【当たり】のギターは、基本的に、そのチャンスを逃さないほうがいいですね。今度、いつそんなラッキーに恵まれるか、分かりませんから!

 マーティンは、さまざまなモデルにそれぞれの魅力、個性があり、何本でも欲しくなりますが、絞れ、と言われたら私は、①OM-42 ②000-28VS ③D-18の3本です。そして、それはオールドである必要なんて、全くないです。個体的に素晴らしければ、新しくても古くても。「楽器」=「音楽を表現する道具」として、真の実力があれば。
 それが分かるようになると、ギターの真価がわかりますよ!そうなるように、皆さんも精進してください。あと、流布されている情報に惑わされないよう、勉強しましょう。
 しかし、塚田さんは、羨ましいな。私の理想の3分の2を、すでに持っていて、毎日弾いているのだから!

JUGEMテーマ:ギター教室

塚田さんのマーティンD―18GE

JUGEMテーマ:音楽

 今日も生徒さんのご紹介です。ペペタス・ギター教室高田馬場校に通っていただいている塚田さんは40代のサラリーマンで、非常に個体的に素晴らしいマーティンを複数お持ちで、実にうらやましい内容のアコースティックギターコレクションをお持ちです。天気がいいと、教室へわざわざギターを持って来てくれます。「さかえ通り」は狭いし、ギター持っていると歩き辛いのに、頑張っていただいてます。

この日、お持ちいただいたのはマーティンD-18GE。マホガニー、サイド&バックのD18でもGE(ゴールデンエラ)の名が示すとおり、非常に良い材を使用しています。ただ、良い材を使っても結果が悪い(音がダメ)なんてことは、ごく普通にあるので、個体的に良い、いわゆる【当たり】のギターに出会わなければ、ハッキリ言って、しょうもないわけです。で、このギターは、「大当たり!」。素晴らしいです。D-18の良いところが全て備わっています。だから、ついドック・ワトソンやトニー・ライス、ブルーグラスでもやや渋い系、ラグタイムやブルースなどを弾きたくなりますな。

 マホガニー・バックのモデル18は、ある意味で最もマーティンらしいギターと評されていて、高級モデル45などよりも、18を愛好する熱烈なファンがいることからもわかるように、独特の美しさにあふれる、実に魅力的なギターです。
 が、個体的に【はずれ】が多い。当たり外れの判別~第一点は、音が「中抜けしていて、3~4弦の厚みと艶が有るか無いか」が、まずはチェックポイント。私、ペぺ田代が厳しく見るに、8割の確率で、ダメです。だから、モデル18は買うのが難しい!

塚田さんは、アコースティックギターで、ソロギターをやっています。もちろん、弾き語りなんかもお楽しみになっていますが、レッスンは、ギターソロを中心に。で、最近は、左手、右手の本質的な動作に取り組んでいて、コレクションの素晴らしいギター達から、正に「本当の音」を引き出せるようになってきました。

 要するに、「ギターを鳴らす腕がなかったら、本当にそのギターがよいか悪いかもわからない」ということです。で、雑誌などで流布されている、全く真実とは異なる価値観で、ギターの買い物をしている人が多いわけですね。で、そういう人がそのギターを「良いコンサートホールのステージで、良い弾き手に弾いてもらい、それぞれのギターを聴き比べると」それぞれのギターの実力が、ようやくわかるのですね!
 全くギターの世界は深いです。だから、ギター(その楽器)の真価を引き出すような腕を持っていただきたいと思うのです。
 なので、ギター本体の話になると、もう、キリがなくなってしまうくらい、楽しいし深いのですね!これもギターという趣味のコクのある部分。やっぱり、楽器に凝らなきゃ楽しみ半分かな?って気がします。
 そのうち、塚田さんがコレクションの写真を提供して下さる予定なので、そうしたらまた紹介します。お楽しみに。

行田市水城公園

JUGEMテーマ:旅行

 今日、私ペペ田代は昨日に続いてペペタス・ギター教室~行田校にてレッスンする日程です。イヤー、寒いです。熊谷が昨夏、最高気温日本記録を更新しましたが、この行田市も同じです。すぐ隣なんだから。要するに盆地なので、夏は暑く冬は寒いのですよ。
 今年は寒いですね。今日も午後から雪が降って来ちゃった。暖冬になれた体には、今年はきついなぁ~・・。でも、まあ、冬としては決して厳寒じゃぁないのでしょうが。
 で、私は健康管理もあって、散歩をします。最近、忙しいのと寒いのでサボりがちなんだけど、今日はランチのあと1時間ほど昼休みをとり、行って来ました。
 秩父鉄道の行田市駅からすぐそばの行田教室から、いつも「水城公園」を通り、約1時間歩きます。今日は、水城公園の冬らしい景色を紹介します。
この噴水、私が小学校の頃からあります。で、寒い日には御覧の通り!今日はそんなに厚くはないけど、しっかり凍ってました。

つぎは、鴨(かも)です。季節にはホテイアオイが入る池に泳ぐのと、散歩してるのと。少し残る雪に鴨の姿は風情がありますね。

 手袋にマフラー、帽子とフル装備も、はじめの20分くらいは手が冷たいです。私は冷え性だから冬は嫌いですが、今シーズンは「冬の風景も美しい」と思うことが多いです。歳とともに感性も変わるのでしょうね。
おまけ~教室近くの神社の裏口の、猫がいました。キジトラと黒どら。三毛はシャッター押す前にいなくなっちゃいました。

モンク・プレイズ・エリントン/Monk Plays Duke Ellington

JUGEMテーマ:音楽

 ギター教室とはいえ、ギターの話ばかりとはゆきません。今日はモダンジャズの名盤「セロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エリントン~Thelonius Monk plays Duke Ellington」の話。
味のあるジャケットデザイン

 このアルバムがモダンジャズ史上屈指の名盤に数えられるのは、ジャズに造詣のある方ならいわずと知れた、と言ったところ。
 モンクはビバップ創世記から、そのムーブメントに大きな役割を果たした人ですが、奏者としては指が回らない人で、お世辞にもテクニシャンなんて呼べない人で、まあ、個性派と言うべきか。
 しかし彼が憧れていたのは巨人デューク・エリントン!トータルなミュージシャンとしても巨大な山脈だけど、ピアニストとしても素晴らしく偉大で、そのスタイルは典型的なテクニシャンで、2ビートのストライドピアノスタイルを華麗な、眩しいばかりの壮麗さで弾きまくりました。どれを聴いても目映いばかりの輝き!
 で、モンクはエリントンに憧れ続けたのですな。どう頑張っても、同じ系統を目指すには全く才能が無い自分を見つめながら。そして、そのコンプレックスは独自の音楽を創造する原動力になっていったのですが、でもやはり、「エリントン」が弾きたかったのですね。
 このアルバムは題名の通り、彼のエリントン賛歌です。そして、あのモンクの指が回らぬ下降フレーズ(彼の代名詞のひとつ)、彼があれを弾くときは、彼の頭の中では、華麗なエリントンの音が響き渡っていたのでしょう。
 このアルバムでのモンクは、ドラム&ベースを従えてのトリオで、素晴らしい演奏をしています。エリントンへの敬意、憧れ、嫉妬、愛、様々な感情が昇華され、れっきとしたモンクの音楽になっているのだけれど、しかし「誰が弾いてもエリントンの曲はエリントンの色がある」というラインを超えていません。
 私は、強烈なオリジナリティーを放つモンクのオリジナル作品より、このアルバムを愛聴し、評価しています。
 ギタリストであっても、音楽全体、ジャズ全体に造詣を深め、かつ体系的に理解し、本質を知っておくことは、音楽家として、また音楽教育者として、非常に重要なこと思います。
 皆さんも聴いてみませんか?ちなみに写真は行田教室に所蔵しているアナログレコードのジャッケットです。
アナログレコードは美しい

ヒマラヤ岩塩

 いやー、今日は本格的な雪になってびっくりしました。よく降りました。寒かったし。
こう思っている方も多いでしょうが、今日が生徒さんがギター教室にいらっしゃる日程でなくてよかったなぁ、と。高田馬場教室はいくら駅から近いといっても、どのみち交通機関は乱れていたでしょうし、行田教室に至っては、ほとんどの方が車なので、この路面状態だと危なくて大変だし、戸田公園教室は駅から近くないし、ってことで~休みで良かったな、と思いました。まあ、明日の朝、交通機関や路面状態に問題が多いに残るでしょうから心配ですが。皆さんも気を付けてくださいね。
 で、今日は私は、2週間ぶりの休日になったので、ゆっくりと家でのんびり過ごしました。
 今日のテーマは、最近、はまったものが二つあって、そのご紹介。まあ、いわゆるペぺ田代のマイブームですね、もう、オオハマリ。そのうちの一つをご紹介します。
 私はすごく風呂が好きで、サウナや温泉、もちろん健康ランドに、うちの風呂まで、ともかく風呂なら大歓迎、というくらい風呂好きなのです。
 で、最近家で入浴の時に入れ始めたのが、この写真の「ヒマラヤ岩塩」というもの。家内がネットのアロマテラピーショップで見つけました。
 ほんの少し、お湯に入れると、温まり方がとても効果的で、ホントに温泉(硫黄臭までする)に入ったように温まります。冷え症の私が、入浴後も冷えないでいられて、すごく助かっております。もう、これに比べたら、一般の入浴剤など、しょせん作り物~まがい物~子供だましだな!と思ってしまいます。もう、私の日常生活の小さな楽しみに、なくてはならないものになりました。もう、間違いなく冷え症の皆さんにお勧め!!です。
 また、もちろんギタリストの腕手の日常のケアとしても、温めるのは重要です。
ヒマラヤ岩塩の結晶

 この「ヒマラヤ岩塩」を入れた風呂で、ゆっくり1時間くらい、時代小説の短編(池波正太郎巨匠や藤原緋沙子、宇江佐真理両女史,etc…)などを読みながら湯の中でくつろぐのが、私の気軽なリラックス方法として、ストレスマネージメントに役立っております。もちろん、風呂あがりのビールも楽しみだけど。
 ビールと言えば、塩野入さんが教室新年会の二次会で、その店のクジを引いたところ一等が当たって、「ビール1年分」!!!!!!!!!!!!
 で、塩野入さんのお宅はビールを召し上がらないので、私がいただくことになりまして、ま、大変に嬉しい恩恵にあずかっております。サッポロビールさん、ありがとう!!

昨日の続き

 昨日の続きです。それぞれの生徒さんをご紹介します。

 まずは、埼玉県川口市で税理士事務所を経営している塩野入さん。これから確定申告の時期で、大忙しになりますね。
 愛器のギターは、マーティンOM-35と、東京・町田のクラシックギター製作家、松井邦義さんに特注して作ったクラシックギターデザインのスティール弦ギター。まあ、フォークギターね。
 どちらも個体的に素晴らしい(当たりの)ギターで、素晴らしいです。また後日、写真でご紹介したいです。塩さん、後で写真送ってください。
 もう、長い付き合いで高田馬場教室開業当時からの生徒さんです。ずっとソロギターに取り組んでいて、今はサイモンとガーファンクルの「ボクサー」を練習中です。
 大変ジェントルでにこやかな方で、毎回、丁寧に練習していらっしゃいます。忙しいのに、頭が下がります。
 そう、確定申告をまかせるなら、お勧めしますよ!右下のリンク集に事務所HPのリンク付けときました。
 次は、JR埼京線戸田公園駅の駅ホームからの黄色い看板が見える不動産屋さん「アイホーム」の市ヶ谷さん。
 愛器はマーティンD-45です。本格的に鳴り始めるまでに、丹念な弾き込み期間が必要なこのモデルを、丁寧に付き合って、日々日々、良い反応の「底鳴り」するギターに育てています。
 ここ最近仕上がったレパートリーは、やはりソロギターでイーグルスの「デスぺラード(ならず者)」ビリー・ジョエルの「オネスティー」など。今は「マスカレード」を練習中です。この曲は元々レオン・ラッセルの自作自演にカーペンターズの大ヒット、そしてジョージ・ベンソンの名盤「ブリージン」からのシングルヒットと、耳馴染みの曲ですね。フォークギター、ナイロン弦にフルアコ、何で弾いてもかっこいいです。
 初めて会ったのは、昨日も書いたように私がお客としてお店にうかがったのが最初でして、その時に、親切丁寧な上に「プロ」と信頼できる素晴らしい接客態度に感服して「どこに決まるにせよ、この人からにしたい」と思いました。
 きょう日、どこへいっても素人のバイトしか出てこないサービス、接客業において、最初からその実力を持って、関心、納得させるプロが減りましたね。そんなわけで、戸田、川口エリアの不動産屋さんなら、お勧めします。こちらもリンクに付けときました。

仲良し3人組

JUGEMテーマ:音楽

 戸田教室でのレッスンだった今日。たまたま早く終わるスケジュールとなったので、生徒さんのお二人と一杯やりました。
 まずは、ペぺタス・ギター教室高田馬場校を開設した頃から通っていただいている生徒さんで、川口市で会計事務所を営む塩野入さん。
 ほんとに親しく、長くお付き合いさせていただいていて、とっても仲の良い飲み友達でもあります。もうじき、確定申告の時期で、忙殺される時期に入るので、そのまえに一緒に一杯やりましょうか?と。
塩野入さんレッスン中。

 もうひと方は市ヶ谷さん。戸田公園駅近くで、不動産業を営む方で、私ペぺ田代が戸田に住まいを求める折、たまたま訪れた不動産屋さんが、この市ヶ谷さんで、その時に私は(もちろん家内も)、「どこに住むにせよ、この方にお世話になりたい」と思いました。まさにプロ。
 常々言っていますが、今日、どこへいってもバイト=素人、しか出てこない、お粗末なご時世に、たまたま入ったお店で、これぞプロ、という人材に出会ったラッキー!これを逃すの手はないですよね。それからのお付き合いで、もともとギター好きだった市ヶ谷さん、今ではペペタスギター教室戸田公園校に通っていただいています。
マスカレードを弾く市ヶ谷さん

 で、我々3人は、年齢も近く、かつ職業形態が皆、自営業ということもあって、大変に仲の良い飲み友達でもあるのです。今日もボルドーの赤ワイン2本、シングルモルトスコッチ半分、ビールと紹興酒を半分、と気前よく楽しんだのでした。
 まあ、この顔ぶれがそろったら、酒量はかさみますな。2本や3本じゃ、足りるわけがないのは、毎度のこと。今日はまず、戸田公園教室で、私がフルアコで何曲か弾きつつ、飲みました。(めったにないですよ、こんなこと)
ビートルズなどを弾きながらリラックスして楽しむペぺ田代

 で、お二人は気分良くなってこのポーズでした。
ギターは楽しい!一杯あるともっと楽しい!

 めったにないことですが、しかし、たまにこういうことがあると楽しいです。また明日、それぞれの方をご紹介します。

JUGEMテーマ:ギター教室

猫好きなギター弾き

 私が初めて猫を飼ったのは、大人になってからです。確か19歳の頃でした。それまでは犬が好きだったのですが、自分が猫を飼ってみて、あまりの素晴らしさにぞっこんになってしまいました。今でも猫が大好きで、今は自宅では飼えないのですが、埼玉・行田市のギター教室である実家に、キジトラレディーがいます。
 以前、ギター日記に書きましたが、2004年生まれだから、今年の5月頃で4歳か。もらってきたころは、小さくてかわいらしかった。
子猫の頃


 しかし、最近は大いに肥えまして、もう首からすぐ腹・・・。運動不足に食べ過ぎですな。あんこが好きだったり。でも白あんは食べないけど。
最近肥えてます

 で、獣医さんに聞くと、少々、歯槽膿漏になりかけている、し、まあ、メタボリックですな。困ったねぇ、どうも。なんとか、ケアしてあげないとかわいそうだなぁ。
 昨日、どうもどこか具合が悪いらしく、抱くとすごく嫌がったし、動かないでおとなしかった。大事ないといいのですが。心配です。
 さて、このブログ、めったに更新しないから、お叱りを受けることもあったのですが、今月から頻繁に更新します。それに伴って、生徒さんもどしどし写真でご紹介したいと思っています。どうぞ、コメントなどでも積極的にご参加ください。みんなで楽しいブログにしてゆきたいと思います。よろしく!